Outlook仕分けルールの活用
Outlookの仕分けルールを活用すると、受信トレイを自動で整理できるためメール管理が大幅に効率化されます。

これから、仕分けルール設定画面へのアクセス方法、差出人アドレスに基づくルール作成、ルール適用後のフォルダ確認について具体的な手順を説明します。
これらのステップを অনুসরণすることで、Outlookの受信トレイをより整理された状態に保ち、重要なメールを見逃すリスクを減らすことができます。
仕分けルール設定画面へのアクセス
Outlookで仕分けルールを設定するには、まず仕分けルール設定画面にアクセスする必要があります。
Outlookのバージョンによって多少異なりますが、一般的には「ファイル」タブから「情報」を選択し、「仕分けルールと通知の管理」をクリックすることで、設定画面を開くことができます。
項目 | 手順 |
---|---|
Outlook 2016/2019 | ファイル > 情報 > 仕分けルールと通知の管理 |
Microsoft 365 Outlook (デスクトップ版) | ファイル > 情報 > 仕分けルールと通知の管理 |
Web版 Outlook | 設定(歯車アイコン)> メール > 仕分けルール |

仕分けルール設定画面ってどこにあるの?

Outlookのバージョンによって場所が違うので注意が必要です。
差出人アドレスに基づくルール作成
差出人アドレスに基づいてルールを作成することで、特定の相手からのメールを自動的に指定したフォルダに振り分けることができます。
「仕分けルールと通知の管理」画面で「新しい仕分けルール」を選択し、「受信メッセージを整理する」を選び、条件として「差出人のアドレス」を指定し、移動先のフォルダを選択します。
項目 | 説明 |
---|---|
条件 | 差出人のメールアドレス、ドメイン |
処理 | 特定のフォルダへ移動、フラグを立てる、削除するなど |
例 | amazon.co.jp からのメールを「Amazon」フォルダへ移動 |
例 | xxx@example.com からのメールに「重要」のフラグを設定 |

特定のメールアドレスからのメールだけをフォルダ分けしたい!

差出人アドレスを指定することで、特定の相手からのメールだけを自動でフォルダに振り分けることができます。
ルール適用後のフォルダ確認
ルールを作成し適用した後は、実際にメールが指定したフォルダに振り分けられているかを確認することが重要です。
テストメールを送信したり、既存のメールを手動で移動させるなどして、ルールが正しく機能しているか確認しましょう。
もしルールが正しく機能していない場合は、「仕分けルールと通知の管理」画面でルールを編集し、条件や移動先フォルダが正しいか確認します。
項目 | 確認内容 |
---|---|
フォルダ | 指定したフォルダにメールが振り分けられているか |
条件 | 差出人アドレスが正しく設定されているか |
ルールの有効性 | ルールが有効になっているか |
Outlookの仕分けルールを適切に活用することで、受信トレイを整理し、重要なメールを見落とすことなく、効率的なメール管理を実現できます。