固定キーとフィルターキーの設定

キーボードがロックされたように感じる場合、Windows 11の固定キーやフィルターキーの設定が影響している可能性があります。
これらの機能は、キーボード操作を補助するために設計されていますが、意図せず有効になっていると、予期せぬ動作を引き起こすことがあります。
キーボード設定を見直すことで、入力問題をスムーズに解決することが可能です。
ここでは、固定キーとフィルターキーの設定について、具体的な手順と注意点を解説します。
簡単操作設定へのアクセス方法から、各キー機能の無効化手順、そして設定変更後の動作確認まで、キーボード操作の問題解決に向けた一連の流れを把握できます。
簡単操作設定へのアクセス
Windows 11でキーボードの簡単操作設定にアクセスする方法は、いくつか存在します。
設定アプリからアクセスするのが一般的ですが、コントロールパネルや検索からもアクセスできます。
どの方法を選んでも、最終的にはキーボードの設定画面にたどり着き、固定キーやフィルターキーの設定を変更できます。
簡単操作設定へのアクセス方法は、以下のとおりです。
- 「スタート」メニューから「設定」を開く
- 「アクセシビリティ」を選択
- 「キーボード」を選択

どこから設定画面を開けばいいのか分からない

設定アプリから「アクセシビリティ」→「キーボード」で設定できます
各キー機能の無効化手順
キーボード設定画面にアクセスしたら、固定キーとフィルターキーの機能を無効化します。
固定キーは、ShiftキーやCtrlキーなどを連続して押さなくても、押しっぱなしの状態を維持できる機能です。
フィルターキーは、短いキー入力を無視したり、キーの繰り返し入力を調整したりする機能です。
これらの機能が誤って有効になっていると、意図しない入力が発生する原因となります。
各キー機能を無効化する手順は、以下のとおりです。
- 「固定キー」のスイッチを「オフ」にする
- 「フィルターキー」のスイッチを「オフ」にする
無効化後、キーボードの動作を確認し、問題が解決したかどうかを確認してください。
設定変更後の動作確認
固定キーとフィルターキーの設定を変更したら、テキストエディタやメモ帳を開いて、キーボードの動作を確認します。
すべてのキーが正常に入力できるか、意図しない文字が入力されないかなどをチェックします。
特に、ShiftキーやCtrlキー、Altキーなどの修飾キーが正常に動作するかを確認することが重要です。
もし設定変更後も問題が解決しない場合は、他の原因が考えられます。
NumLockやCapsLockの状態を確認したり、キーボードドライバを再インストールしたりするなどの対処法を試してみてください。