アプリ別設定:Discord、Skype、Zoom、Teams

Windows 11でヘッドホンのマイクが認識されない場合、特定のアプリでのみ問題が発生することがあります。
それは、アプリの設定がWindows全体の設定よりも優先される場合があるからです。
各アプリの設定を確認し、適切なマイクが選択されているかを確かめることが重要になります。
ここでは、Discord、Skype、Zoom、Teamsといった代表的なコミュニケーションアプリについて、マイク設定の手順を説明します。
それぞれのアプリで正しいマイクデバイスを選択し、音声入力が正常に機能するように設定しましょう。
アプリ | 設定項目 | 設定方法 |
---|---|---|
Discord | 音声・ビデオ設定 | ユーザー設定>音声・ビデオから、入力デバイスとして使用するマイクを選択します。 |
Skype | オーディオ/ビデオ設定 | 設定>オーディオ/ビデオから、マイクとして使用するデバイスを選択します。 |
Zoom | オーディオ設定 | 設定>オーディオから、マイクとして使用するデバイスを選択します。 |
Microsoft Teams | デバイス設定 | 設定>デバイスから、マイクとして使用するデバイスを選択します。 |
アプリ設定:使用するマイクを選択
各アプリケーションには、使用するマイクを選択する設定が備わっています。
複数のマイクが接続されている場合や、内蔵マイクと外部マイクを切り替える場合に、この設定が重要になります。
設定が誤っていると、意図しないマイクが使用され、音声が正常に入力されないことがあります。

Discordでマイクが認識されない時はどうすればいいの?

Discordの設定で、使用するマイクが正しく選択されているかを確認しましょう。
Discordでマイクを選択するには、ユーザー設定から「音声・ビデオ」を選択し、入力デバイスの項目で使用したいマイクを選びます。
Skypeの場合は、設定メニューの「オーディオ/ビデオ」から同様に設定できます。
Zoomでは、「オーディオ」設定から、そしてTeamsでは「デバイス」設定から、それぞれマイクを選択します。
アプリ権限:マイクへのアクセスを許可
Windows 11では、アプリケーションごとにマイクへのアクセス許可を設定できます。
アプリがマイクにアクセスするためには、Windowsの設定でアクセスが許可されている必要があります。
許可されていない場合、アプリはマイクを認識できず、音声入力ができません。

アプリにマイクへのアクセスを許可するにはどうすればいい?

Windowsの設定アプリからプライバシー設定を開き、マイクへのアクセスを許可する必要があります。
Windowsの設定アプリを開き、「プライバシー」→「マイク」と進みます。
「アプリがマイクにアクセスできるようにする」がオンになっていることを確認してください。
もしオフになっている場合は、オンに切り替えます。
さらに、個別のアプリごとにアクセス許可を設定することも可能です。
リストから該当のアプリを見つけ、スイッチをオンにしてください。
音声設定:入力デバイスと音量を調整
Windowsの音声設定で、入力デバイスの選択と音量調整を行います。
入力デバイスが正しく選択されていない場合や、音量が小さすぎる、またはミュートになっている場合、マイクが正常に機能しません。
タスクバーのサウンドアイコンから設定を開き、適切な調整を行いましょう。

マイクの音量が小さすぎるんだけど?

Windowsのサウンド設定で入力デバイスとしてマイクを選択し、音量を適切なレベルに調整しましょう。
タスクバーにあるサウンドアイコンを右クリックし、「サウンドの設定を開く」を選択します。
「入力」セクションで、使用するマイクが選択されていることを確認し、「デバイスのプロパティ」をクリックします。
音量スライダーを調整し、必要に応じてマイクブーストを有効にします。
音量が適切であることを確認するために、「サウンドレコーダー」アプリなどでテスト録音を行うと良いでしょう。