困ったときの応用テクニック
画面表示がおかしくなった時は、慌てずに応用テクニックを試してみることが重要です。
ショートカットキー、マウス操作、タッチ操作が原因である可能性を考慮し、それぞれの設定を見直すことで、元の画面に戻せる場合があります。
以下では、キーボード操作、マウス操作、タッチ操作に焦点を当て、具体的な確認方法を紹介します。
ショートカットキー誤爆?キーボード操作を見直す
キーボードのショートカットキーは、特定の操作を素早く実行できる便利な機能です。
しかし、【意図せずキーを押し間違えて画面表示が変わってしまった】という経験はないでしょうか。

ショートカットキーは、意図しない画面表示の変更を引き起こす可能性があることを覚えておきましょう。
ショートカットキーが誤って入力された場合、以下の点を確認することで、画面表示を元に戻せる可能性があります。
項目 | 確認内容 |
---|---|
表示倍率 | Ctrl + + (拡大)、Ctrl + – (縮小) で表示倍率が変更されていないか確認 |
全画面表示 | F11キーで全画面表示が切り替わっていないか確認 |
画面の回転 | Ctrl + Alt + ↑/↓/←/→キーで画面が回転していないか確認 |
ウィンドウの整列 | Windows + ←/→キーでウィンドウが左右に整列されていないか確認 |
仮想デスクトップ | Ctrl + Windows + ←/→キーで仮想デスクトップが切り替わっていないか確認 |
文字サイズ | Ctrl + マウスホイールで文字サイズが変更されていないか確認 |
カラーフィルター | Windows + Ctrl + Cキーでカラーフィルターが適用されていないか確認 |
【原因が特定できない】場合は、キーボードの入力設定が変更されていないか確認してみましょう。
マウス操作で画面が変わった?設定を確認する
マウスのホイールやサイドボタンに、画面表示の変更に関する機能が割り当てられている場合があります。
マウスの誤操作によって画面表示が変わってしまった場合は、マウスの設定を確認してみましょう。
以下では、マウスの設定で確認すべきポイントを説明します。
項目 | 確認内容 |
---|---|
ホイール機能 | マウスホイールに、画面の拡大・縮小やスクロール以外の機能が割り当てられていないか確認 |
ボタン割り当て | マウスのサイドボタンなどに、画面表示の変更に関する機能が割り当てられていないか確認 |
DPI設定 | DPI設定が高すぎると、わずかなマウスの動きで画面が大きく移動することがあるため、DPI設定を確認・調整 |
【マウスの設定が原因の場合】は、マウスのメーカーが提供する専用のソフトウェアで設定を確認できます。
タッチ操作が原因?ジェスチャー設定を見直す
スマートフォンやタブレットでは、画面を指でなぞるジェスチャー操作で、様々な操作が可能です。
しかし、意図しないジェスチャー操作によって画面表示が変わってしまった場合は、ジェスチャー設定を見直す必要があります。
以下では、確認すべきジェスチャー設定のポイントを説明します。
項目 | 確認内容 |
---|---|
ピンチイン・ピンチアウト | 画面を2本の指でつまむ(ピンチイン)と広げる(ピンチアウト)操作で、画面が拡大・縮小されていないか確認 |
3本指スワイプ | 3本の指で画面を左右にスワイプする操作で、アプリが切り替わったり、画面が移動したりしないか確認 |
エッジスワイプ | 画面の端から内側に向かってスワイプする操作で、メニューが表示されたり、画面が切り替わったりしないか確認 |
画面回転 | デバイスを傾けた際に、画面が自動的に回転しないように、画面の自動回転設定をオフにする |
ズーム機能 | 画面をトリプルタップすると、画面が拡大される機能が有効になっていないか確認。有効になっている場合は、誤ってトリプルタップしていないか確認 |
【ジェスチャー操作に慣れていない】場合は、設定アプリでジェスチャー機能をオフにするか、ジェスチャー操作のチュートリアルを受けてみるのがおすすめです。