もしかして、お風呂のお湯が出なくて困っていませんか?
パナソニックのエコキュートでエラーコードH78が表示されると、お風呂に入ることができず、とても不便ですよね。
このエラーは、風呂ポンプの異常を示しており、放置すると日常生活に支障をきたす可能性があります。
この記事では、H78エラーの原因と、ご自身でできる簡単な対処法をわかりやすく解説します。
エラー発生時の確認ポイントから、リモコン操作でのリセット方法、業者に依頼する前に確認すべきことまで、具体的な手順をステップごとにご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
これらの対処法を試すことで、問題を解決し、快適なバスタイムを取り戻せるかもしれません。

エラーが出たけど、どうすればいいかわからない…

この記事を読めば、エラーの原因を特定し、自分でできる対処法がわかります。
この記事でわかること
- エラー発生時の確認点
- リモコン操作でのリセット手順
- 業者に依頼する前に確認すべきこと
パナソニックエコキュートH78エラー:原因と対処法

パナソニックエコキュートでH78エラーが発生した場合、まずは落ち着いて原因を特定し、適切な対処を行うことが重要です。
放置するとお湯が出なくなるなど、日常生活に支障をきたす可能性があります。
H78エラーは風呂ポンプの異常を示すエラーコードです。
以下に、エラー発生時の確認点、リモコン操作でのリセット手順、専門業者に依頼する前に確認すべきことをまとめました。
これらの情報を参考に、ご自身でできる範囲で対応を試みてください。
それでも解決しない場合は、専門業者への修理依頼をご検討ください。
H78エラー発生時の確認点
H78エラーは、風呂ポンプの動作異常を示しています。
ポンプが停止していたり、逆に常に回転していたりする場合に表示されることが多いです。

エラーが出たけど、何を確認すれば良いの?

まずは、エラーが発生した時の状況を思い出してみましょう。
エラー発生時に確認すべき点は、以下の3点です。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| エラー発生時の状況 | エラーが発生したタイミング(入浴中、追い焚き時など)や、エラー発生前後のエコキュートの動作(異音、水漏れなど)を確認する | 
| ポンプの動作状況 | 風呂ポンプが正常に動作しているか(異音、停止、常時回転など)を確認する。浴槽へのお湯の供給が正常に行われているか確認する | 
| その他の異常 | エコキュート本体や配管からの水漏れ、異臭、異常な振動など、エラー以外に気になる点がないか確認する | 
リモコン操作でのリセット手順
エラーコードが表示された場合、最初に行うべきはシステムのリセットです。
リセットにより、一時的な誤作動が解消されることがあります。

リセットって難しそうだけど、本当に自分でできるのかな?

ご安心ください。リモコンを使ったリセットは、簡単に行えます。
リモコン操作でのリセット手順は、以下のとおりです。
- 台所リモコンの「時計合わせスイッチ」と「給湯温度スイッチ」を同時に3秒以上押す
- 貯湯タンクユニットの漏電遮断器を1分間「切」にする
- 再度漏電遮断器を「入」にする
上記のリセット操作を行ってもエラーが解消されない場合は、他の原因が考えられます。
業者に依頼する前に確認すべきこと
専門業者に依頼する前に、ご自身で確認できることを確認しておくことで、修理費用の節約やスムーズな対応につながることがあります。

業者に連絡する前に、自分でできることってあるの?

はい、いくつか確認していただきたいことがあります。
業者に依頼する前に確認すべきことは、以下の3点です。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 保証期間の確認 | エコキュートの保証期間内であるか確認する。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる場合がある | 
| エラーコードの記録 | 業者にエラーコードを正確に伝える。エラーコードは、故障箇所の特定や修理費用の見積もりに役立つ | 
| 型番の確認 | エコキュートの型番を控えておく。型番は、取扱説明書や本体に記載されている。型番を伝えることで、業者側で必要な部品や情報を事前に準備できる | 
これらの情報を事前に把握しておくことで、業者とのやり取りがスムーズになり、適切な対応を受けることができます。
パナソニックエコキュートH78エラー:自分でできる対処法

パナソニックエコキュートでH78エラーが表示された場合、まずは落ち着いて原因を特定し、適切な対処を行うことが重要です。
H78エラーは、主に風呂ポンプの異常を示すサインです。
以下に、H78エラー発生時にご自身で確認できるポイントと、その対処法をまとめました。
ご自身で対応可能な範囲で、ぜひお試しください。
それでも改善しない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
特に、電気系統の知識がない場合は、無理に分解や修理を試みるのは避けてください。
貯湯タンクユニットのリセット方法
貯湯タンクユニットのリセットは、エコキュートのシステムを初期状態に戻し、一時的な誤作動を解消するために行います。
リセット方法は2種類あり、リモコン操作と漏電遮断器によるリセットがあります。
| 項目 | リモコン操作 | 漏電遮断器 | 
|---|---|---|
| 操作方法 | 台所リモコンの「時計合わせ」と「給湯温度」を3秒以上同時押し | 貯湯タンクユニットの漏電遮断器を1分間「切」にして再度「入」 | 
| 目的 | システムの一時的な誤作動の解消 | エコキュートの電源をリセット | 
| 注意点 | – | 感電の恐れがあるため、濡れた手で触らない | 
風呂ポンプのエア抜き手順
風呂ポンプのエア抜きは、ポンプ内に溜まった空気を取り除き、正常な給湯を確保するために行います。
エアが混入すると、お湯が出にくくなったり、ポンプの異音の原因となります。
- 浴槽の栓を抜く
- 浴槽に水をためる(ポンプが浸かる程度)
- エコキュートのリモコンで「ふろ自動」運転を開始する
- ポンプから気泡が出なくなるまで運転を続ける
- 「ふろ自動」運転を停止する

エア抜きって難しそう…

エア抜きは、エコキュートの取扱説明書にも記載されていますので、参考にしてくださいね。
配線コネクタの接続確認方法
配線コネクタの接続確認は、電気系統の接触不良を特定し、エラーの原因を取り除くために行います。
接続が緩んでいると、正常に電流が流れず、エラーの原因となることがあります。
- エコキュートの電源をオフにする
- 該当する配線コネクタの位置を確認する
- コネクタがしっかりと接続されているか確認する
- リード線に損傷がないか確認する
- コードが固定されているか確認する
- エコキュートの電源をオンにする
上記の方法でエラーが解消されない場合は、専門業者への点検・修理をご依頼ください。
自分で分解すると、状態が悪化する可能性があります。
エラーが直らない場合は専門業者へ修理依頼

エコキュートのエラーが解消しない場合、無理に自分で修理しようとせず、専門業者に依頼することが重要です。
専門業者であれば、H78エラーの根本原因を特定し、適切な修理を行ってくれるからです。
ここでは、パナソニック修理受付センターへの連絡方法や、エラーコードを伝える重要性、保証期間内の無償修理について解説します。
エラーが解決しない場合は、以下の内容を参考に、専門業者への依頼を検討してください。
パナソニック修理受付センターへの連絡
パナソニックのエコキュート修理は、専門の修理受付センターに連絡するのがおすすめです。
修理受付センターでは、製品に関する専門知識を持った担当者が対応するため、スムーズな修理が期待できます。
パナソニック修理受付センターへの連絡方法は以下の通りです。
| 連絡方法 | 詳細 | 
|---|---|
| 電話 | パナソニック修理ご相談窓口:0120-878-554(通話料無料) 受付時間:9時~17時 | 
| Web | パナソニックの公式サイトから修理を申し込む | 
| LINE | LINEアプリから修理受付 | 
エラーコードを伝える重要性
修理を依頼する際には、必ずエラーコード(H78)を伝えるようにしましょう。
エラーコードを伝えることで、修理担当者は事前に故障箇所を特定しやすくなり、スムーズな修理につながります。
具体的には、以下の情報を伝えるようにしましょう。
| 伝える情報 | 詳細 | 
|---|---|
| エラーコード | H78 | 
| エコキュートの型番 | エコキュート本体に記載されている型番 | 
| エラー発生時の状況 | エラーが発生した時の状況(お湯が出ない、異音がするなど) | 
| 連絡先 | 氏名、住所、電話番号 | 
| 希望する訪問日時 | 修理担当者に訪問してほしい日時 | 
保証期間内の無償修理について
エコキュートには、通常、メーカー保証期間が設定されています。
保証期間内であれば、無償で修理を受けられる場合があります。
保証期間や保証内容については、製品に付属の保証書や取扱説明書を確認してください。
また、販売店独自の延長保証に加入している場合もありますので、あわせて確認しておきましょう。
保証期間が過ぎている場合でも、修理内容によっては有料で修理が可能な場合があります。
まずは修理受付センターに相談してみましょう。
よくある質問(FAQ)
- エコキュートのエラーコードH78が出た場合、まず何をすれば良いですか?
- 
まずは、エラーが発生した状況を確認し、リモコン操作でシステムをリセットしてください。 
- リモコンでのリセット方法を教えてください。
- 
台所リモコンの「時計合わせスイッチ」と「給湯温度スイッチ」を同時に3秒以上押し、貯湯タンクユニットの漏電遮断器を1分間「切」にして再度「入」にします。 
- エコキュートの風呂ポンプから異音がする場合、どうすれば良いですか?
- 
風呂ポンプのエア抜きを試してください。 浴槽に水をためて「ふろ自動」運転を開始し、ポンプから気泡が出なくなるまで運転を続けます。 
- 配線コネクタの接続は、どのように確認すれば良いですか?
- 
エコキュートの電源をオフにし、配線コネクタがしっかりと接続されているか、リード線に損傷がないか、コードが固定されているかを確認してください。 確認後、再度電源をオンにします。 
- リセットやエア抜きを試してもエラーが直らない場合、どうすれば良いですか?
- 
専門業者に修理を依頼してください。 
- 専門業者に依頼する際、何を伝えるべきですか?
- 
エラーコード(H78)、エコキュートの型番、エラー発生時の状況(お湯が出ない、異音がするなど)、連絡先、希望する訪問日時を伝えてください。 
まとめ
パナソニックのエコキュートでH78エラーが表示された場合、風呂ポンプの異常が考えられます。
この記事では、エラー発生時の確認ポイントから、ご自身でできるリセット方法、専門業者に依頼する前に確認すべきことまで、詳しく解説します。
- エラー発生時の確認点
- リモコン操作でのリセット手順
- 業者に依頼する前に確認すべきこと
この記事を参考に、エラーの原因を特定し、適切な対処を行うことで、快適なバスタイムを取り戻しましょう。
もし改善しない場合は、専門業者への修理依頼をご検討ください。
