Windows Helloとの連携で更なる快適性
Windows HelloとPINを組み合わせると、セキュリティが向上し、より快適なログイン体験を実現可能です。
顔認証や指紋認証の設定方法、PINとの連携について解説していきますので、該当箇所を確認して設定を行いましょう。
Windows Helloを活用して、より安全で便利なWindows 11ライフを送りましょう。
顔認証設定
顔認証機能を使用するには、Windows Helloに対応したWebカメラが必要です。

顔認証ってどうやるの?

設定アプリから簡単に設定できますよ!
顔認証の設定手順は以下のとおりです。
- 「設定」アプリを開く:「Windowsキー」+「I」キーを押して、設定アプリを開きます。
- 「アカウント」を選択:「アカウント」をクリックし、アカウント設定画面に進みます。
- 「サインインオプション」を選択:左側のメニューから「サインインオプション」を選びます。
- 「顔認証(Windows Hello)」を設定:顔認証の項目をクリックし、「設定」ボタンを押します。画面の指示に従って顔を登録します。PINの設定が求められる場合があります。
- 顔認証の改善:顔認証の精度を上げるために、「認識精度を高める」をクリックして、指示に従い顔を再登録します。
設定が完了すると、ログイン画面でWebカメラに顔を向けるだけでサインインできるようになります。
メガネやコンタクトレンズを使用している場合は、装着時と非装着時の両方で顔を登録すると、認識率が向上します。
指紋認証設定
指紋認証機能を使用するには、指紋認証リーダーが搭載されたデバイスが必要です。

指紋認証って安全なの?

PINと組み合わせることで、セキュリティをさらに強化できます!
指紋認証の設定手順は以下のとおりです。
- 「設定」アプリを開く:「Windowsキー」+「I」キーを押して、設定アプリを開きます。
- 「アカウント」を選択:「アカウント」をクリックし、アカウント設定画面に進みます。
- 「サインインオプション」を選択:左側のメニューから「サインインオプション」を選びます。
- 「指紋認証(Windows Hello)」を設定:指紋認証の項目をクリックし、「設定」ボタンを押します。画面の指示に従って指紋を登録します。PINの設定が求められる場合があります。
- 指紋の追加:複数の指を登録することで、認証の信頼性を高めることが可能です。「指紋を追加する」をクリックして、別の指の指紋を登録します。
指紋認証は、PINコードよりも迅速かつ安全にログインできる優れた方法です。
指の状態によっては認証に失敗することがあるため、複数の指を登録しておくことをおすすめします。
PINとの組み合わせ
Windows Helloの顔認証や指紋認証は、PINコードと組み合わせて使用することで、セキュリティをさらに強化できます。

PINって必要なの?

顔認証や指紋認証がうまくいかない時のバックアップとして、PINは必ず設定しておきましょう!
PINコードを設定するメリットは以下のとおりです。
- 生体認証のバックアップ: 顔認証や指紋認証が利用できない状況でも、PINコードでサインインできます。
- セキュリティ強化: 万が一、顔認証や指紋認証が突破された場合でも、PINコードによる二段階認証で不正アクセスを防ぎます。
- 利便性の向上: 生体認証とPINコードを使い分けることで、状況に応じた最適なサインイン方法を選択できます。
PINコードの設定方法は、「PIN設定の基本と変更、削除方法」の章で解説しています。
Windows HelloとPINコードを組み合わせることで、利便性とセキュリティを両立した、最適なログイン環境を実現できます。