ワークグループを再表示させる具体的な手順
ワークグループが再表示されない場合、ネットワーク設定やSMB 1.0/CIFSファイル共有サポートの状態を確認する必要があります。
これから、ワークグループを再表示させるための具体的な手順について解説します。
以下では、SMB 1.0/CIFSファイル共有サポートの有効化やネットワーク探索とファイル共有の設定、ワークグループ名の確認と設定について、手順を追って説明していきます。
これらの設定を見直すことで、Windows 11でワークグループが正常に表示されるようになるでしょう。
ワークグループを再表示させるには、いくつかの設定を順番に確認し、適切に変更することが大切です。
SMB1.0/CIFSファイル共有サポート有効化手順
SMB1.0/CIFSファイル共有サポートとは、Windowsでファイルやプリンターを共有するための古いプロトコルです。
この機能が無効になっていると、ワークグループが表示されないことがあります。
SMB1.0/CIFSファイル共有サポートを有効にするには、コントロールパネルから設定を変更する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
コントロールパネルを開く | 「プログラム」→「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択します。 |
SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポートにチェック | 項目にチェックを入れ、「OK」をクリックします。 |
PCを再起動する | 設定を反映させるために、PCを再起動します。 |

SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポートって何ですか?

SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポートは、古いバージョンのWindowsで使われていたファイル共有の仕組みです。
古いバージョンのWindowsを使っているPCとファイル共有する場合には、SMB1.0/CIFSファイル共有サポートを有効にしてください。
コントロールパネルから設定変更
コントロールパネルは、Windowsの基本的な設定を変更するためのツールです。
SMB 1.0/CIFSファイル共有サポートの有効化は、コントロールパネルから行います。
コントロールパネルから設定を変更することで、SMB 1.0/CIFSファイル共有サポートを有効にし、ワークグループが表示されるようにします。
項目 | 説明 |
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コントロールパネルを開く | スタートメニューから「コントロールパネル」を検索して開きます。 |
プログラムを選択 | コントロールパネル内の「プログラム」をクリックします。 |
Windowsの機能の有効化または無効化 | 「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。 |
SMB 1.0/CIFSにチェック | 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポート」のチェックボックスをオンにします。 |
OKをクリック | 「OK」をクリックして変更を保存します。 |
コントロールパネルから設定を変更することで、SMB 1.0/CIFSファイル共有サポートを有効にすることができます。
PC再起動必須
SMB 1.0/CIFSファイル共有サポートを有効にした後は、PCの再起動が必須です。
再起動によって、設定変更がシステムに反映されます。
PCを再起動しないと、設定が有効にならず、ワークグループが正しく表示されない場合があります。
項目 | 説明 |
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PCを再起動する | スタートメニューから「再起動」を選択し、PCを再起動します。 |
起動を確認 | PCが再起動後、設定が反映されているか確認します。 |
ワークグループ確認 | エクスプローラーを開き、「ネットワーク」からワークグループが表示されているか確認します。 |
PCを再起動することで、SMB 1.0/CIFSファイル共有サポートの有効化が完了し、ワークグループが正常に表示されるようになります。
ネットワーク探索とファイル共有有効化手順
ネットワーク探索とファイル共有を有効にすることで、ネットワーク上の他のPCやデバイスが認識され、ワークグループが表示されるようになります。
Windows 11では、設定アプリからネットワーク探索とファイル共有の設定を変更できます。
以下の手順に従って、ネットワーク探索とファイル共有を有効にしましょう。
項目 | 説明 |
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設定アプリを開く | スタートメニューから「設定」アプリを開きます。 |
ネットワークとインターネットを選択 | 「ネットワークとインターネット」をクリックします。 |
共有オプションを選択 | 「共有オプション」をクリックします。 |
ネットワーク探索を有効にする | 「ネットワーク探索を有効にする」にチェックを入れます。 |
ファイルとプリンター共有を有効にする | 「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェックを入れます。 |
変更を保存する | 「変更の保存」をクリックします。 |
ネットワーク探索とファイル共有を有効にすることで、ワークグループが表示されるようになります。
設定アプリから共有オプション選択
Windows 11では、設定アプリからネットワークの共有オプションを簡単に設定できます。
ネットワーク探索やファイル共有の設定は、この共有オプションから行います。
設定アプリから共有オプションを選択し、必要な設定を有効にすることで、ネットワーク上の他のPCやデバイスとの連携がスムーズになります。
項目 | 説明 |
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設定アプリを開く | スタートメニューから「設定」アプリを開きます。 |
ネットワークとインターネットを選択 | 「ネットワークとインターネット」をクリックします。 |
共有オプションを選択 | ネットワークの詳細設定にある「共有オプション」をクリックします。 |
ネットワーク探索とファイル共有の設定 | ネットワーク探索を有効にするか、ファイルとプリンター共有を有効にするかを選択します。 |

共有オプションってどこにあるの?

設定アプリの「ネットワークとインターネット」からアクセスできます。
共有オプションでは、ネットワーク探索やファイル共有の設定だけでなく、パスワード保護共有の設定も変更できます。
ネットワーク探索とファイル共有を有効にする
ネットワーク探索とファイル共有を有効にすることで、ネットワーク上の他のPCやデバイスが認識され、ワークグループが表示されるようになります。
この設定は、ネットワーク共有を行う上で非常に重要です。
ネットワーク探索とファイル共有を有効にすることで、Windows 11のネットワーク機能を最大限に活用し、快適なネットワーク環境を構築できます。
項目 | 説明 |
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ネットワーク探索を有効にする | これを有効にすると、ネットワーク上の他のPCやデバイスを検出し、表示することができます。 |
ファイルとプリンター共有を有効にする | これを有効にすると、自分のPCのファイルやプリンターをネットワーク上の他のPCから利用できるようになります。 |
設定の保存 | 設定を変更したら、「変更の保存」をクリックして設定を保存します。 |
ネットワーク探索とファイル共有を有効にすることで、ネットワーク上のリソースを共有し、効率的な作業環境を構築できます。
ワークグループ名の確認と設定手順
ワークグループ名が正しく設定されていない場合、ワークグループが表示されないことがあります。
ワークグループ名は、ネットワークに参加するすべてのPCで一致している必要があります。
ワークグループ名を確認し、必要に応じて修正することで、ネットワーク上のPCが正しく認識され、ワークグループが表示されるようになります。
項目 | 説明 |
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ワークグループ名確認 | 現在のワークグループ名を確認します。 |
ワークグループ名修正 | 必要に応じて、ワークグループ名を修正します。 |
PC再起動 | ワークグループ名変更後、PCを再起動します。 |
ワークグループ名を確認し、設定することで、ネットワーク上のPCが正しく認識され、ワークグループが表示されるようになります。
システム詳細情報からワークグループ名確認
ワークグループ名は、システム詳細情報から確認できます。
システム詳細情報には、PCの基本的な情報が表示されており、ワークグループ名もその一つです。
システム詳細情報からワークグループ名を確認することで、現在の設定を把握し、必要に応じて修正することができます。
項目 | 説明 |
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システム詳細情報画面を開く | 「設定」アプリを開き、「システム」→「詳細情報」を選択します。 |
ワークグループ名を確認 | 「ワークグループ」の項目を確認します。 |
必要に応じてメモ | ワークグループ名をメモしておくと、他のPCの設定と照らし合わせる際に便利です。 |
システム詳細情報からワークグループ名を確認することで、現在のネットワーク設定を正確に把握し、問題解決に役立てることができます。
ワークグループ名修正方法
ワークグループ名を修正するには、システムの設定を変更する必要があります。
ワークグループ名を修正する際には、管理者権限が必要です。
ワークグループ名を修正することで、ネットワーク上のPCが正しく認識され、ワークグループが表示されるようになります。
項目 | 説明 |
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システム詳細情報画面を開く | 「設定」アプリを開き、「システム」→「バージョン情報」を選択し、「このPCの名前を変更」をクリックします。 |
ワークグループ名を変更 | 「ワークグループ」を選択し、新しいワークグループ名を入力します。 |
PC再起動 | PCを再起動して、変更を適用します。 |
他のPCのワークグループ名も変更する | 同じワークグループに参加するすべてのPCで、ワークグループ名を同じに変更する必要があります。 |

ワークグループ名を変更したら、すべてのPCを再起動する必要があります。
ワークグループ名を修正することで、ネットワーク上のPCが正しく認識され、ワークグループが表示されるようになります。