共有フォルダへアクセスする方法

Windows 11で共有フォルダにアクセスする際に、UNCパスを用いると、ネットワーク上の特定のリソースへ直接アクセスできます。
UNCパスは、ファイルサーバーやNASデバイス上の共有フォルダを指定するための標準的な方法です。
共有フォルダにアクセスできない場合、設定や認証の問題が考えられます。
共有フォルダへのアクセス方法を理解することで、ファイル共有がスムーズに行えます。
ここでは、UNCパスの入力方法、資格情報入力時の注意点、および共有フォルダが表示されない場合の対処法を解説します。
UNCパスの入力方法
UNCパスは、ネットワーク上の共有リソースを指定するための命名規則です。
例えば、「\\server\share\folder
」のように記述します。
正しく入力しないと、目的の共有フォルダにアクセスできません。
UNCパスを使用することで、ネットワークドライブを割り当てることなく、一時的に共有フォルダへアクセスできます。

UNCパスって何?

UNCパスは、ネットワーク上の住所みたいなものです。
資格情報入力時の注意点
共有フォルダへのアクセス時に資格情報の入力を求められた場合、正しいユーザー名とパスワードを入力する必要があります。
特に、ローカルアカウントとMicrosoftアカウントを混同しないように注意が必要です。
誤った資格情報を入力すると、アクセスが拒否されるだけでなく、アカウントがロックされる可能性もあります。

ユーザー名とパスワードが正しいはずなのに、何度も聞かれるのはなぜ?

Windowsの資格情報マネージャーに古い情報が残っている可能性があります。確認してみましょう。
共有フォルダが表示されない場合の対処法
UNCパスを入力しても共有フォルダが表示されない場合、ネットワーク設定やファイアウォールの設定に問題がある可能性があります。
SMBファイル共有が有効になっているか、ファイアウォールが共有をブロックしていないか確認が必要です。
設定を見直すことで、共有フォルダへのアクセスをスムーズにできます。
問題点 | 対処法 |
---|---|
ネットワーク探索が無効になっている | ネットワーク探索を有効にする |
SMBファイル共有が無効になっている | SMBファイル共有を有効にする |
ファイアウォールが共有をブロックしている | ファイアウォールでファイルとプリンターの共有を許可する |
DNSサーバーの設定が誤っている | 正しいDNSサーバーのアドレスを設定する(例:8.8.8.8、1.1.1.1) |
共有フォルダが表示されない場合は、上記を参考に設定を見直してみましょう。