【解決】Windows11の初期設定|時間短縮テクニックと終わらない時の対処法

目次

終わらない時の対処法

Windows 11の初期設定が終わらない状況は、原因を特定し適切な対処を行うことで解決可能です。

そのまま放置すると、セキュリティリスクが高まるだけでなく、最悪の場合、PCが正常に動作しなくなる可能性もあります。

ここでは、初期設定がスムーズに進まない場合に試せる、3つの具体的な対処法を紹介します。

インターネット回線速度の確認から、PCスペックの見直し、最終手段としての回復ドライブを使った初期化まで、段階的に解決策を解説します。

インターネット回線速度確認

初期設定が終わらない原因として、インターネット回線速度の低下が考えられます。

特にWindows Updateでは、大容量のファイルをダウンロードする必要があるため、回線速度が遅いと大幅に時間がかかってしまいます。

回線速度が遅い気がする…

まずは、インターネット回線速度を測定してみましょう。

回線速度を測定するには、「Ookla Speedtest」のような無料の速度測定サイトを利用する方法が一般的です。

測定サイトにアクセスし、テストを開始するだけで、現在の回線速度(ダウンロード速度とアップロード速度)を簡単に確認できます。

一般的に、Windows Updateには最低でも10Mbps程度のダウンロード速度が推奨されます。

もし測定結果がそれを下回る場合は、回線業者に問い合わせるか、ルーターの再起動などを試してみる価値があります。

PCスペック見直し

初期設定が終わらない原因として、PCのスペック不足も考えられます。

Windows 11は、ある程度のスペックを要求するOSであり、CPUやメモリ、ストレージなどが十分に備わっていない場合、処理に時間がかかってしまいます。

PCが古くてスペックが低いかも…

PCのスペックが十分かどうか確認してみましょう。

PCのスペックを確認するには、「システム情報」というツールを使用します。

Windowsの検索ボックスに「システム情報」と入力し、起動すると、CPUの種類、メモリ容量、OSのエディションなどの情報が表示されます。

Windows 11を快適に動作させるには、最低でもCPUは1GHz以上、メモリは4GB以上、ストレージは64GB以上が推奨されます。

もしスペックが不足している場合は、PCの買い替えやパーツの増設を検討する必要があります。

回復ドライブで初期化

上記の対処法を試しても改善しない場合、回復ドライブを使った初期化が最終手段となります。

回復ドライブとは、PCに問題が発生した場合に、Windowsを再インストールするためのメディアです。

初期化って難しそう…

回復ドライブがあれば、簡単に初期化できます。

回復ドライブで初期化するには、まず回復ドライブをPCに接続し、PCを再起動します。

起動時に特定のキー(F2、F12、Deleteなど)を連打してBIOS/UEFI設定画面を開き、起動順序を回復ドライブに変更します。

その後、画面の指示に従って初期化を進めます。

初期化には時間がかかるため、時間に余裕を持って行うようにしましょう。

1 2 3 4 5
目次