【解決版】Windows11のアップデートを元に戻す方法は?|完全ガイド

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コマンドプロンプトでアップデート削除

Windows 11のアップデート後に問題が発生した場合、コマンドプロンプトを使用すると、特定のアップデートを削除できます。

この方法は、他の方法でアップデートを削除できない場合に有効です。

コマンドプロンプトを使用するには管理者権限が必要であり、誤った操作はシステムに影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

コマンドプロンプトを使うと、回復オプションやシステムの復元が利用できない状況でも、アップデートを削除できる場合があります。

この方法を理解しておくことで、問題発生時の選択肢が広がり、迅速な問題解決につながるでしょう。

管理者権限でのコマンドプロンプト起動

コマンドプロンプトを管理者権限で起動することは、システムレベルの変更を行う上で不可欠です。

管理者権限がない場合、アップデートの削除など、一部の操作が制限されます。

管理者権限で起動することで、システムの奥深くまでアクセスできるようになり、より高度なトラブルシューティングが可能になります。

管理者権限でコマンドプロンプトを起動すると、wusaコマンドを使用できるようになり、特定のアップデートをアンインストールできます。

この操作は、Windows 11の安定性を維持するために重要な役割を果たします。

管理者権限ってどうやって付与するの?

Windowsキーを押して「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択すると、管理者権限でコマンドプロンプトを起動できます。

wusaコマンドによるアンインストール

wusaコマンドは、Windows Update Standalone Installerの略で、Windowsのアップデートを管理するためのコマンドラインツールです。

wusaコマンドを使用することで、特定のKB番号(Knowledge Base number)を持つアップデートをアンインストールできます。

wusaコマンドに/uninstallオプションと/kb:KB番号を指定することで、特定のアップデートを削除できます。

この方法は、GUI(Graphical User Interface)からアップデートをアンインストールできない場合に有効です。

KB番号って何?

KB番号とは、Microsoft Knowledge Baseの略で、Microsoftが公開している技術情報やサポート情報に割り当てられた番号のことです。

KB番号の確認と入力

アンインストールしたいアップデートのKB番号を確認し、wusaコマンドに入力する必要があります。

KB番号を間違えると、意図しないアップデートを削除してしまう可能性があるため、正確なKB番号を確認することが重要です。

KB番号を確認するには、「設定」アプリから「Windows Update」>「更新の履歴」>「更新プログラムのアンインストール」を選択し、アンインストールしたいアップデートのKB番号を確認します。

KB番号を確認したら、wusa /uninstall /kb:KB番号のコマンドを入力して、アップデートをアンインストールします。

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