Teamsステータスメッセージ｜見え方の完全ガイド-PC/スマホ表示を解説

Teamsのステータスメッセージは、あなたの状況をチームに共有し、スムーズなコミュニケーションを実現するために不可欠なツールです。

PC/スマホでの表示方法から設定、活用事例まで、この記事を読めばTeamsのステータスメッセージを最大限に活用できます。

この記事でわかること

Teamsステータスメッセージ、見え方の重要性

Teamsのステータスメッセージは、相手に自分の状況を伝え、円滑なコミュニケーションを実現するために不可欠です。

ステータスメッセージを活用することで、相手に状況を伝えるメリット、誤解を防ぐ効果、そして生産性向上への貢献が期待できます。

以下に各見出しの概要を説明します。

Teamsステータスメッセージで状況を共有するメリット

Teamsのステータスメッセージで状況を共有する最大のメリットは、相手に自分の状況を正確に伝えられる点です。

これにより、相手はあなたが対応可能かどうかを判断し、適切なタイミングで連絡を取ることができます。

例えば、会議中や作業中など、すぐに返信できない状況をステータスメッセージで伝えることで、相手は返信を急かさずに済みます。

また、休暇中や外出中など、連絡が遅れる可能性がある場合も、事前に伝えておくことで、相手の不安を軽減できます。

誤解を防ぎ円滑なコミュニケーションを実現

Teamsのステータスメッセージは、相手との誤解を防ぎ、円滑なコミュニケーションを実現するための重要なツールです。

状況を伝えることで、相手はあなたの状況を理解し、適切な対応を取ることができます。

例えば、「〇〇の件で△△さんに確認中」というステータスメッセージを設定することで、相手は誰に問い合わせるべきかを明確に把握できます。

また、「本日17時まで会議中」というメッセージを設定することで、会議終了後に連絡することを期待できるため、不要な催促を防ぐことができます。

生産性向上に貢献

Teamsのステータスメッセージは、個人の生産性向上に大きく貢献するでしょう。

適切なステータスメッセージを設定することで、集中して作業できる環境を整え、業務効率を高めることができます。

例えば、「集中モード」や「作業中」というステータスメッセージを設定することで、周囲はあなたが集中していることを認識し、不要な連絡を控えるようになります。

これにより、中断されることなくタスクに集中でき、結果として生産性向上につながります。

PC版Teams、ステータスメッセージ見え方詳細解説

Teamsのステータスメッセージは、相手に自分の状況を伝える重要な手段です。

ここでは、PC版Teamsでのステータスメッセージの表示箇所、組織内外への見え方の違い、会議中などの自動設定ステータスについて解説し、ステータスメッセージがどのように表示されるかを具体的に把握できます。

Teamsのステータスメッセージを適切に設定し、相手に正確な情報を伝えましょう。

PC版Teamsにおけるステータス表示箇所

Teamsのステータスは、ユーザーの状況を視覚的に伝えるアイコンとして、複数の場所に表示される点が重要です。

例えば、チャットリストでは、名前の横に表示されるアイコンで、相手が連絡可能かどうか一目で判断できます。

表示箇所	詳細
チャットリスト	連絡可能な状態か、取り込み中かなど、基本的なステータスがアイコンで表示される
プロフィールカード	より詳細なステータス（会議中、プレゼンテーション中など）が表示される
会話ウィンドウ	メッセージの送信者のアイコンにステータスが表示され、相手の状況を把握できる
メンション時	メンションされたユーザーのステータスが表示され、連絡のタイミングを考慮できる
チームメンバーリスト	チーム内のメンバーのステータスを一覧で確認でき、誰が対応可能か判断できる
予定表	自身の予定とステータスが連動し、会議や予定が入っている時間帯は自動的に「取り込み中」と表示される
通知バナー	通知と共にステータスが表示され、緊急度や対応の必要性を判断できる

これらの表示箇所を把握することで、Teamsのステータス機能を最大限に活用できます。

組織内外への見え方の違い

Teamsのステータスメッセージは、組織内と組織外のユーザーに対して、異なる情報が表示されることがあります。

例えば、組織外のユーザーには、詳細なステータスメッセージが表示されず、基本的なステータス（連絡可能、取り込み中など）のみが表示される場合があります。

項目	組織内	組織外
ステータスアイコン	全てのステータスアイコンが表示される（連絡可能、取り込み中、応答不可など）	基本的なステータスアイコンのみ表示される（連絡可能、取り込み中など）
ステータスメッセージ	設定したメッセージが詳細に表示される	メッセージは表示されない場合がある
予定表の共有状況	予定表の空き時間情報が共有される場合がある	予定表の情報は共有されない
プレゼンス情報	詳細なプレゼンス情報（会議中、プレゼンテーション中など）が表示される	基本的なプレゼンス情報のみ表示される（オンライン、オフラインなど）

組織外のユーザーとのコミュニケーションでは、相手に誤解を与えないよう、よりシンプルで分かりやすいステータスメッセージを心掛けましょう。

会議中や取り込み中など、自動設定ステータス

Teamsでは、ユーザーの行動や予定に基づいて、ステータスが自動的に更新される機能があります。

例えば、予定表に会議が登録されている場合、会議中は自動的に「会議中」というステータスが表示されます。

ステータス	条件
会議中	予定表に会議が登録されている時間帯
取り込み中	予定表に予定が登録されている時間帯
発表中	会議中に画面共有をしている場合
応答不可	ユーザーが手動で「応答不可」に設定した場合
退席中	PCがロックされている、または一定時間操作がない場合
オフライン	Teamsアプリを閉じた場合や、ネットワーク接続が切断された場合

自動設定されるステータスを理解しておくことで、手動でステータスを変更する手間を省き、常に最新の状況を相手に伝えることができます。

スマホ版Teams、ステータスメッセージ見え方詳細解説

Teamsのステータスメッセージは、スマホ版アプリでもPC版と同様に、 チームメンバーに自分の状況を伝える重要な機能です。

スマホ版Teamsでは、PC版とは異なる箇所にステータスが表示されるため、 本項では表示箇所、PC版との違い、スマホからの設定方法について解説します。

本項を読めば、スマホ版Teamsでもステータスメッセージを適切に活用し、 スムーズなコミュニケーションを実現できます。

スマホ版Teamsにおけるステータス表示箇所

スマホ版Teamsでは、主に3箇所にステータスが表示されます。

これらの表示箇所を把握しておくことで、 相手に自分の状況を的確に伝えられます。

表示箇所	詳細
チャットリスト	連絡を取りたい相手のアイコンに表示され、現在のステータスが一目でわかる
チャット画面	相手とのチャット画面上部、名前の横に表示され、会話中でもステータスを確認可能
プロフィール画面	自分のプロフィール画面で、設定したステータスメッセージや現在の状態を確認できる

PC版との表示差異

PC版Teamsとスマホ版Teamsでは、ステータスの表示にいくつかの違いがあります。

これらの違いを理解しておくことで、状況に応じた適切なコミュニケーションが可能です。

項目	PC版Teams	スマホ版Teams
ステータスアイコン	種類が豊富で、詳細な状況を表すアイコンが表示される	種類が限られており、シンプルなアイコンで表示される
ステータスメッセージ	長文のメッセージも表示可能	表示文字数に制限がある場合がある
表示場所	複数箇所に表示され、詳細な情報が確認できる	表示箇所が限られており、簡略化された情報が表示される

スマホからのステータス設定方法

スマホ版Teamsからステータスを設定する手順は簡単です。

ステータスを適宜変更することで、 チームメンバーに最新の状況を伝えられます。

Teamsステータスメッセージ設定方法とカスタマイズ

Teamsのステータスメッセージは、自身の状況をチームメンバーに共有するための重要な機能です。

ステータスメッセージを設定することで、相手はあなたが連絡可能かどうか、またはどのような状況にいるのかを把握できます。

ここでは、Teamsのステータスを手動で設定する手順、ステータスの種類と意味、そしてステータスメッセージを編集するテクニックについて解説します。

各項目を理解することで、より効果的にTeamsを活用できるようになります。

Teamsステータス、手動設定手順

Teamsでステータスを手動で設定するには、数クリックで完了する簡単な手順が必要です。

手動設定を行うことで、自身の状況に合わせて柔軟にステータスを更新できます。

項目	説明
プロフィール画像	Teams画面の右上にある自身のアイコン。ここからステータス設定画面にアクセスする。
ステータス一覧	連絡可能、取り込み中、応答不可など、選択可能なステータスが一覧表示される。
期間	ステータスを特定の期間のみ有効にする場合に選択。指定時間が経過すると自動的にリセットされる。

手動で設定したステータスは、状態をリセットするまで保持されます。

Teamsステータス、種類と意味

Teamsのステータスには、連絡可能、取り込み中、応答不可など、さまざまな種類があります。

各ステータスは異なる意味を持ち、相手に伝える状況も異なります。

ステータス	意味	アイコン
連絡可能	予定がなく、PC操作中の状態。すぐに連絡が取れることを意味する。	緑色の丸
取り込み中	予定表に予定が入っている状態。会議中や作業中などで、対応に時間がかかる可能性がある。	赤色の丸
応答不可	手動設定のみ可能で、通知を抑制する。集中したい時や手が離せない時に設定する。	赤色の丸に白抜きの「×」
一時退席中	手動設定のみ可能。席を一時的に離れている状態を示す。	黄色の丸
退席中	PCがスリープまたはロック状態、あるいは一定時間操作がない場合。Teamsから離れている状態。	グレーの丸
オフライン	Teamsがオフラインの状態。	グレーの丸に白抜きの「×」
会議中	予定表に会議が入っている状態。	赤色の丸
発表中	会議中に画面共有をしている状態。	赤色の丸
フォーカス	My Analyticsでフォーカス時間を設けた状態。	紫色の丸
業務時間外	Outlookで設定している業務時間外でPCがロック中またはスリープ状態。	グレーの丸
外出中	予定表で「外出」と設定されている時間帯でTeamsからサインアウトしている状態。	グレーの丸

自身の状況に合わせて適切なステータスを選択することで、相手に正確な情報を伝えられます。

Teamsステータスメッセージ、編集テクニック

Teamsのステータスメッセージを編集するには、相手に伝えたい情報を明確にすることが重要です。

具体的な情報を入力することで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。

項目	説明
メッセージ	伝えたい内容を具体的に記述する。例：「本日17時まで会議中」「〇〇の件、△△さんに確認中」
有効期限	メッセージを表示する期間を設定する。期間を過ぎるとメッセージは自動的に削除される。
表示設定	「他のユーザーが自分にメッセージを送信するときに表示する」にチェックを入れると、相手がチャット画面を開いた際にメッセージが表示される。
@メンション	ステータスメッセージ内で@メンションを使用すると、対象者に通知が届く。特定の相手に伝えたい情報がある場合に有効。

Teamsのステータスメッセージを編集する際には、状況に合わせてメッセージをカスタマイズすることが重要です。

Teamsステータスメッセージ活用事例集

Teamsのステータスメッセージは、チームメンバーに自分の状況を伝え、コミュニケーションを円滑にするために重要です。

ステータスメッセージの活用事例を知ることで、より効果的にTeamsを活用できます。

本記事では、休暇や外出時、会議中や作業中、プロジェクト進行、緊急時におけるステータスメッセージの活用事例について解説します。

これらの情報を参考に、Teamsのステータスメッセージを最大限に活用し、コミュニケーションを円滑に進めましょう。

休暇や外出時、効果的なステータスメッセージ

休暇や外出時には、不在期間と理由を明確に伝えることで、相手に誤解を与えず、スムーズなコミュニケーションを促すことが重要です。

Teamsのステータスメッセージを設定することで、不在時の連絡に対する対応遅延を事前に伝えられます。

たとえば、年末年始休暇に入る際に「12月29日～1月3日まで年末年始休暇をいただいております。

1月4日より順次対応いたします。

」と設定しておくと、休暇中の連絡に対する対応が遅れることを事前に伝えられます。

会議中や作業中、集中を促すステータスメッセージ

会議中や集中作業中は、連絡への対応が難しい状況であることを明確に伝え、相手に配慮を求めることが重要です。

Teamsのステータスメッセージで、会議中であることや集中作業中であることを伝えることで、不要な割り込みを減らし、業務効率を高められます。

たとえば、会議中に「15時まで〇〇会議に参加中です。緊急のご連絡は△△までお願いいたします。」
と設定することで、会議中であることを伝えつつ、緊急時の連絡先を共有できます。

プロジェクト進行、進捗共有ステータスメッセージ

プロジェクトの進行状況を共有する際には、具体的な進捗状況と担当者を明示することで、チーム全体の連携を強化することが重要です。

Teamsのステータスメッセージを活用することで、プロジェクトの進捗状況をチームメンバーに共有し、情報共有を円滑に進められます。

たとえば、「〇〇プロジェクト、△△のタスクが完了。次は□□のタスクに取り掛かります。」
と設定することで、プロジェクトの進捗状況を具体的に伝えられます。

項目	内容
プロジェクト名	〇〇プロジェクト
完了タスク	△△
次のタスク	□□

緊急時、迅速な情報伝達ステータスメッセージ

緊急時には、状況を迅速かつ正確に伝え、必要な対応を促すことが重要です。

Teamsのステータスメッセージを活用することで、緊急事態が発生した場合に、迅速にチームメンバーに情報を共有し、必要な対応を促せます。

たとえば、「サーバーダウンが発生。現在、復旧作業中です。」と設定することで、緊急事態が発生したことを伝え、注意を促せます。

Teamsステータスメッセージを使いこなし、コミュニケーションを円滑に

Teamsのステータスメッセージは、メンバー間の状況共有を円滑にするために非常に重要な役割を果たします。

ステータスメッセージを適切に設定することで、相手に自分の状況を正確に伝え、コミュニケーションの効率を高めることが可能です。

ここでは、Teamsのステータスメッセージを効果的に活用するための具体的な方法として、状況に応じた設定、組織全体での共有、そしてMicrosoft Teamsヘルプセンターでの詳細確認について解説していきます。

状況に応じたステータスメッセージ設定

Teamsのステータスメッセージは、状況に合わせて柔軟に設定することで、より効果的なコミュニケーションを実現できます。

例えば、会議中や休暇中など、状況に合わせて適切なメッセージを設定することで、相手に自分の状態を正確に伝えることが可能です。

状況	ステータスメッセージ例
会議中	本日17時まで会議中のため、応答が遅れます
休暇中	〇月〇日まで休暇をいただいております。緊急のご連絡は△△までお願いいたします
集中作業中	集中作業中のため、応答が遅れる場合がございます
離席中	ただいま離席中です。15分後には戻ります

状況に合わせてステータスメッセージを使い分けることで、相手に自分の状況を正確に伝えることができ、円滑なコミュニケーションを実現できます。

組織全体でステータスメッセージを共有する

組織全体でステータスメッセージの活用を推奨することで、組織全体のコミュニケーション効率を向上させることができます。

例えば、メンバーが休暇や会議などで不在にする際、ステータスメッセージを設定することで、他のメンバーは連絡を控えることができます。

組織全体でステータスメッセージを共有することで、コミュニケーションが円滑になり、業務効率が向上します。

Microsoft Teamsヘルプセンターで詳細を確認

Teamsのステータスメッセージに関する疑問や不明点がある場合は、Microsoft Teamsヘルプセンターで詳細を確認することが重要です。

ヘルプセンターには、ステータスメッセージの設定方法や活用方法など、さまざまな情報が掲載されています。

Microsoft Teamsヘルプセンターを活用することで、ステータスメッセージに関する疑問を解消し、より効果的に活用できます。

よくある質問（FAQ）

Teamsのステータスメッセージはどこに表示されますか？

Teamsのステータスメッセージは、チャットリスト、プロフィールカード、会話ウィンドウ、メンション時、チームメンバーリスト、予定表、通知バナーなど、様々な場所に表示されます。これらの表示箇所を把握することで、Teamsのステータス機能を最大限に活用できます。

Teamsのステータスにはどのような種類がありますか？

Teamsのステータスには、連絡可能、取り込み中、応答不可、一時退席中、退席中、オフラインなど、様々な種類があります。それぞれのステータスは異なる意味を持ち、相手に伝える状況も異なります。

Teamsのステータスメッセージは組織外の人にも表示されますか？

Teamsのステータスメッセージは、組織内と組織外のユーザーに対して異なる情報が表示されることがあります。組織外のユーザーには、詳細なステータスメッセージが表示されず、基本的なステータスのみが表示される場合があります。

Teamsでステータスメッセージを設定する方法は？

Teamsでステータスメッセージを設定するには、プロフィール画像をクリックし、「ステータスメッセージを設定」を選択します。メッセージを入力し、必要に応じて有効期限を設定し、「他のユーザーが自分にメッセージを送信するときに表示する」にチェックを入れると、チャット画面でメッセージが表示されます。

Teamsのステータスメッセージはスマホアプリでも設定できますか？

はい、スマホアプリからも簡単にステータスを設定できます。Teamsアプリを開き、左上のプロフィールアイコンをタップし、表示されたメニューから「状態」を選択します。設定したいステータスを選択し、必要に応じてステータスメッセージを入力して、設定を保存すれば完了です。

Teamsのステータスメッセージを効果的に活用するには？

Teamsのステータスメッセージを効果的に活用するには、状況に合わせて柔軟に設定することが重要です。会議中や休暇中など、状況に合わせて適切なメッセージを設定することで、相手に自分の状態を正確に伝えることが可能です。

まとめ

この記事では、Teamsのステータスメッセージ機能について、PCとスマホでの見え方から設定方法、活用事例までを解説しました。

Teamsのステータスメッセージを使いこなすことで、チーム内のコミュニケーションを円滑にし、生産性向上に繋げることが可能です。

この記事で重要な点は以下の通りです。

Teamsのステータスメッセージを活用して、より円滑なコミュニケーションを実現しましょう。