エラーコード別、対処法

Office365のログインエラーは、エラーコードが表示されることで原因を特定しやすくなります。
エラーコードを知ることは、問題解決への第一歩です。
以下に、Office365でよく見られるエラーコードと、その対処法をまとめました。
これらの情報を参考に、該当するエラーコードを見つけ、解決策を試してみてください。
「0x80070190」とは
「0x80070190」は、主にWindowsのアップデートに関連するエラーコードとして知られています。
Office365の利用においては、Windows Updateが正常に完了していない場合に、Officeの動作に影響を及ぼし、ログインエラーを引き起こす可能性があります。

Windows Updateがうまくいかないんだけど、Office365のログインに関係あるの?

Windows UpdateがOffice365の動作に必要なファイルを更新できないと、互換性の問題が発生することがあります
- Windows Updateの実行状況を確認する
- Windows Updateが保留中の場合、完了させる
- 完了しない場合は、Microsoftのサポートページを参照する
Windows Updateを最新の状態に保つことで、Office365との連携がスムーズになり、「0x80070190」に関連する問題を回避できます。
「0x800704cf」が表示されたら
「0x800704cf」は、Windowsの更新プログラムのインストール時や、ストアアプリの起動時に発生することが多いエラーコードです。
Office365のログインで「0x800704cf」が表示された場合は、Windowsの一部の機能が正常に動作していない可能性があります。

Windowsストアアプリのエラーが、Office365に影響するなんて考えられない…

Windowsストアアプリの認証システムがOffice365の認証にも影響を与えることがあるんです
- Windows Updateを実行して、OSを最新の状態にする
- ストアアプリのトラブルシューティングツールを実行する
- システムファイルチェッカーを使用して、システムファイルの破損を修復する
これらの対処法を試すことで、「0x800704cf」エラーが解消され、Office365へのログインが正常に行えるようになる場合があります。
「0x80072ee2」の解決策
「0x80072ee2」は、サーバーとの通信がうまくいかない場合に表示されるエラーコードです。
Office365のログイン時にこのエラーが表示された場合は、ネットワーク接続に問題があるか、ファイアウォールやプロキシサーバーの設定が原因となっている可能性があります。

会社のネットワーク環境が、Office365のログインを邪魔してるってこと?

ファイアウォールやプロキシの設定が、Office365へのアクセスをブロックしている場合があります
- ネットワーク接続を確認する
- ファイアウォールやプロキシサーバーの設定を見直す
- DNSサーバーのアドレスを確認する
ネットワーク設定を見直すことで、「0x80072ee2」エラーが解決し、Office365へのスムーズなログインが期待できます。
「0x80190001」の原因と対策
「0x80190001」は、HTTPステータスコード401に相当するエラーで、認証が必要なリソースにアクセスしようとした際に、認証が失敗した場合に表示されます。
Office365のログインで「0x80190001」が表示された場合は、ユーザー名またはパスワードが間違っているか、アカウントに問題が発生している可能性があります。

正しいはずのパスワードを入力しているのに、認証エラーになるなんて…

パスワードが間違っているか、アカウントがロックされている可能性があります
- ユーザー名とパスワードが正しいか確認する
- パスワードをリセットする
- アカウントがロックされていないか確認する
正確な認証情報を入力し、アカウントの状態を確認することで、「0x80190001」エラーを回避し、Office365へのアクセスを回復できます。
「0x8004789a」発生時の対応
「0x8004789a」は、OutlookなどのOfficeアプリで、ライセンス認証がうまくいかない場合に表示されるエラーコードです。
Office365のライセンスが正しく認証されていないことが原因と考えられます。

ライセンス認証って、どうすればうまくいくの?

Officeアプリを再起動したり、Office365にサインインし直したりすることで、認証が完了することがあります
- Officeアプリを再起動する
- Office365にサインインし直す
- ライセンス認証の状態を確認する
これらの対処法を試すことで、「0x8004789a」エラーが解消され、Office365の全機能が利用できるようになるはずです。
Microsoft サポートと NTTコミュニケーションズの活用

Office365のログインエラーに遭遇した場合、迅速な解決には適切なサポートの活用が不可欠です。
マイクロソフトとNTTコミュニケーションズは、それぞれ異なるサポート体制を提供しており、状況に応じて最適なサポートを選択することが重要になります。
この記事では、各社のサポート内容と活用方法について詳しく解説していきます。
公式サポートページで解決策を探す
Microsoftの公式サポートページは、Office365に関する幅広い情報とトラブルシューティングを提供しています。

Office365のログインエラーで困っているけど、どこから調べればいいかわからない

まずはMicrosoftの公式サポートページで、エラーコードやキーワードを入力して検索してみましょう
項目 | 内容 |
---|---|
サインイン ヘルパーツール | サインインできない問題の特定と解決を支援します |
パスワード変更ページ | パスワードが分かっている場合に、パスワードを変更できます |
パスワードリセット | パスワードを忘れた場合に、パスワードをリセットできます |
Microsoft アカウント検索 | メールアドレスまたはユーザー名を忘れた場合に、アカウントを検索できます |
アカウント回復フォーム | アカウントへのアクセス回復を支援します |
よくある質問 | アカウント関連、課金関連、Windows & Office関連などのよくある質問に対する回答を提供します |
公式サポートページは、24時間365日利用可能であり、時間や場所を選ばずに問題を解決できる便利なリソースです。
NTTコミュニケーションズへの問い合わせで専門家支援
NTTコミュニケーションズは、Microsoft 365 from NTT Communicationsの利用者向けに、専門的な技術サポートを提供しています。

Microsoftのサポートページを見ても解決しない場合、どうすればいいの?

NTTコミュニケーションズの専門家によるサポートを活用して、より専門的な支援を受けましょう
NTTコミュニケーションズのサポートは、単なるトラブルシューティングだけでなく、運用に関する相談にも対応しています。
コミュニティフォーラムで情報収集
Microsoftは、ユーザー同士が情報交換や質問を行うためのコミュニティフォーラムを提供しています。

他のユーザーはどんな問題に遭遇しているんだろう?

コミュニティフォーラムで、同じような問題に遭遇したユーザーの事例を参考にしてみましょう
コミュニティフォーラムでは、他のユーザーの質問や回答を参考にしたり、自分の質問を投稿してアドバイスを求めたりできます。
解決事例を参考にトラブルシューティング
過去の解決事例は、同様の問題に直面した場合の有効な手がかりになります。

エラーコードで検索しても情報が見つからない。他になにか参考になるものはないかな?

過去の解決事例を参考にすることで、解決の糸口が見つかるかもしれません
マイクロソフトやNTTコミュニケーションズの公式サイトやコミュニティフォーラムでは、過去の解決事例が公開されていることがあります。
サポートへの連絡前に確認すべきこと
サポートに連絡する前に、以下の情報を整理しておくことで、スムーズな問題解決につながります。

サポートに連絡する前に、どんな情報を準備しておけばいいんだろう?

サポートへの連絡前に、エラーメッセージ、アカウント情報、利用環境などを整理しておきましょう
確認項目 | 内容 |
---|---|
エラーメッセージ | 表示されているエラーメッセージを正確に記録します |
アカウント情報 | Microsoftアカウントまたは職場/学校アカウントの情報を準備します |
利用環境 | OSの種類、ブラウザの種類、ネットワーク環境などを把握します |
試した解決策 | これまで試した解決策とその結果を記録します |
上記を意識することで、効率的にOffice365のログインエラーを解決することができます。
よくある質問(FAQ)
- Office365 ログイン時にアカウントがロックされる原因は何ですか?
-
Office365 ログイン時にアカウントがロックされる原因は、パスワードの複数回誤入力や、Microsoftのサービス規約違反などが考えられます。
これは不正アクセスを防ぐための措置です。
多要素認証(MFA)の設定有無によって、ロック後の動作や対処方法が異なります。
- Office365でパスワードを忘れてしまった場合の再設定手順を教えてください。
-
Office365のパスワードを忘れた場合は、Microsoftアカウントの回復ページから再設定できます。
登録しているメールアドレス、電話番号、Skype名のいずれかを入力し、セキュリティコードを受け取って本人確認後、新しいパスワードを設定してください。
- Office365でエラーコード「0x80072ee2」が表示された場合の解決策は?
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エラーコード「0x80072ee2」は、Office365サーバーとの通信がうまくいかない場合に表示されます。
ネットワーク接続を確認し、ファイアウォールやプロキシサーバーの設定を見直してください。
また、DNSサーバーのアドレスが正しいか確認することも有効です。
- Microsoft Authenticatorアプリがうまく動作しない場合の対処法は?
-
Microsoft Authenticatorアプリが正常に動作しない場合、アプリが最新バージョンであるか確認し、デバイスの時間設定が正確であることを確認してください。
また、事前に回復コードを控えておくと、認証アプリが利用できない場合でもログインできます。
- Office365のログインエラーで、MicrosoftとNTTコミュニケーションズ、どちらに問い合わせるべきですか?
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Microsoft 365 from NTT Communicationsをご利用の場合は、まずNTTコミュニケーションズへお問い合わせください。
NTTコミュニケーションズでは、専門的な技術サポートや運用に関する相談が可能です。
Microsoftの公式サポートページも活用し、解決しない場合に専門家の支援を検討してください。
- Office365のログインエラーを解決するために、サポートに連絡する前に準備しておくべきことは?
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サポートに連絡する前に、エラーメッセージの内容、使用しているMicrosoftアカウントまたは職場/学校アカウントの情報、OSの種類やブラウザの種類などの利用環境、そしてこれまで試した解決策とその結果を整理しておきましょう。
これらの情報を伝えることで、スムーズな問題解決につながります。
まとめ
この記事では、Office365のログインエラーについて、原因の特定から具体的な解決策、サポートの活用方法までを解説しました。
エラーに遭遇した際には、この記事を参考に、スムーズな業務再開を目指しましょう。
この記事のポイント
- サインインできない状況からの脱却と業務再開
- Microsoft 365 ログインエラーの原因と対策
- エラーコード別の対処法
- Microsoft サポートと NTTコミュニケーションズの活用方法
最後に、この記事で得た知識を活かして、今すぐOffice365のログインエラー解決に向けて行動しましょう。