ノートパソコンのテンキーが使えなくてお困りですか?原因を特定し、NumLock設定からドライバーの更新まで、解決策をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、テンキーの悩みを解消し、作業効率を大幅にアップできます。

テンキーが使えない原因って、何があるの?



NumLockの設定、マウスキー機能の誤作動、ドライバーの問題などが考えられます
この記事でわかること
- NumLockの設定確認
- マウスキー機能の確認
- デバイスマネージャーでのドライバー状態確認
- タイプ別の原因と対策
- BIOS/Windowsの設定見直し
テンキーが使えない問題解決への道
テンキーが使えない場合、NumLockキーの状態確認が重要です。
次に、マウスキー機能の誤作動や、デバイスマネージャーでのドライバーの状態を確認します。
NumLock、無効化されていないか確認
NumLockキーは、テンキーを数字入力に使用するためのキーです。
NumLockが無効になっていると、テンキーを押しても数字が入力されません。
NumLockキーの状態を確認する方法は以下の通りです。
項目 | 説明 |
---|---|
NumLockキーのランプ | NumLockキーには通常、ランプが搭載されています。ランプが点灯していればNumLockは有効、消灯していれば無効です |
Fnキーとの同時押し | ノートパソコンの場合、NumLockキーが独立しておらず、Fnキーとの同時押しが必要な場合があります。NumLockキーに「NumLk」や「NumLock」と刻印されている場合は、Fnキーとの同時押しを試してみてください |
スクリーンキーボードの利用 | NumLockキーがない機種では、スクリーンキーボードでNumLockを切り替えることができます。スタートメニューから「スクリーンキーボード」を検索して起動し、オプションでテンキーを表示させてNumLockを切り替えます |



テンキーのランプが点灯しないけど、どうすればいいの?



FnキーとNumLockキーを同時に押してみてください
NumLockキーが無効になっている場合は、有効にすることでテンキーが使えるようになることが多いです。
マウスキー機能、誤作動の原因を排除
マウスキー機能は、テンキーを使ってマウスポインターを操作する機能です。
この機能が有効になっていると、テンキーで数字を入力することができません。
マウスキー機能の設定を確認する方法は以下の通りです。
項目 | Windows 11 | Windows 10 |
---|---|---|
設定画面へのアクセス | 「スタート」→「設定」をクリック | 「スタート」→「設定」をクリック |
簡単操作(アクセシビリティ) | 「アクセシビリティ」→「マウス」を選択 | 「簡単操作」→「マウス」を選択 |
マウスキー機能 | 「マウスキー機能」をオフにする | 「マウスキー機能」をオフにする |
ショートカットキー | Shift + Alt + NumLock | Shift + Alt + NumLock |
確認メッセージ | 「マウスキー機能を有効にしますか?」と表示された場合は「いいえ」を選択する | 「マウスキー機能を有効にしますか?」と表示された場合は「いいえ」を選択する |



マウスキー機能って、そもそも何に使うの?



マウスが故障した時などに、キーボードでマウスポインタを操作できる機能です
マウスキー機能が有効になっている場合は、無効にすることでテンキーが使えるようになることがあります。
デバイスマネージャー、ドライバーの状態を確認
デバイスドライバーは、パソコンに接続されたハードウェアを制御するためのソフトウェアです。
ドライバーに問題があると、テンキーが正常に動作しないことがあります。
デバイスマネージャーでドライバーの状態を確認する方法は以下の通りです。
項目 | 説明 |
---|---|
デバイスマネージャーの起動 | 「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します |
キーボードの確認 | デバイスマネージャーのウィンドウで、「キーボード」の項目を展開します |
エラーの確認 | キーボードの項目に「!」や「?」マークが表示されている場合、ドライバーに問題がある可能性があります |
ドライバーの更新 | 問題のあるキーボードの項目を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。次に、「ドライバーを自動的に検索」を選択し、画面の指示に従ってドライバーを更新します |
ドライバーの再インストール | ドライバーの更新で問題が解決しない場合は、キーボードの項目を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択します。その後、パソコンを再起動すると、Windowsが自動的にドライバーを再インストールします |
注意点 | デバイスのアンインストールを行うと、キーボードが一時的に使用できなくなる場合があります。そのため、再起動などの操作はマウスで行う必要があります |



ドライバーって、自分で更新できるの?



はい、デバイスマネージャーから簡単に更新できます
ドライバーに問題がある場合は、更新または再インストールすることでテンキーが使えるようになる可能性があります。
ノートパソコン テンキー、タイプ別の原因究明と対策
ノートパソコンのテンキーが使えない場合、原因を特定し適切な対策を講じることが重要です。
タイプ別に原因を究明し、それぞれの対策を講じることで問題解決に繋がります。
ここでは、ワイヤレス式、USB接続式、Bluetooth接続式の3つのタイプに分け、考えられる原因と具体的な対策について詳しく解説していきます。
ワイヤレス式、接続と電池残量をチェック
ワイヤレス式のテンキーが反応しない場合、まず疑うべきは接続状況と電池残量です。
これらはワイヤレス機器でよくある原因であり、簡単な確認で解決することがあります。
接続が不安定であったり、電池が切れていたりすると、正常に動作しないため、最初に確認しましょう。



テンキーが反応しない時、まず何から確認すればいいんだろう?



まずは接続と電池残量を確認することが大切です
- 接続状況の確認:
- レシーバーが正しくパソコンに接続されているか確認
- 他のUSBポートを試す
- テンキーとレシーバーの距離が離れすぎていないか確認
- 電池残量の確認:
- 電池を交換する
- 充電式の場合は、充電が完了しているか確認
- 電源スイッチがオンになっているか確認
電池を交換しても改善しない場合は、別の原因が考えられます。
USB接続式、接触不良と互換性を確認
USB接続式のテンキーが使えない場合、接触不良やパソコンとの互換性が原因として考えられます。
USBポートとの接続が不安定だったり、パソコンのOSやドライバーとの相性が悪かったりすると、正常に認識されないことがあります。
そのため、USBポートの状態やドライバーの互換性を確認することが重要です。



USBテンキーが急に使えなくなったんだけど、何が原因かな?



接触不良やパソコンとの互換性が考えられます
- 接触不良の確認:
- USBケーブルの断線や損傷がないか確認
- USBポートの清掃を行う
- 別のUSBポートを試す
- 互換性の確認:
- テンキーが対応しているOSを確認
- ドライバーが正しくインストールされているか確認
- ドライバーを最新版にアップデートする
Bluetooth接続式、ペアリングとドライバーを再確認
Bluetooth接続式のテンキーが動作しない場合、ペアリングの問題やドライバーの不具合が考えられます。
Bluetooth接続は、ペアリングが正常に行われていないと使用できません。
また、ドライバーが古かったり、破損していたりすると、正常に動作しないことがあります。



Bluetoothテンキーがパソコンに接続できない。どうすればいい?



ペアリングとドライバーを再確認してみてください
- ペアリングの確認:
- テンキーがペアリングモードになっているか確認
- パソコンのBluetooth設定でテンキーが認識されているか確認
- 一度ペアリングを解除し、再度ペアリングを試す
- ドライバーの確認:
- デバイスマネージャーでBluetoothドライバーの状態を確認
- ドライバーを最新版にアップデートする
- ドライバーを再インストールする
Bluetooth接続が不安定な場合は、他のBluetooth機器との電波干渉も考えられます。
NumLockだけじゃない、キーボード設定の見直しポイント
NumLockの設定だけでなく、BIOS設定やWindows設定など、キーボード入力に影響を与える様々な要素を見直すことが重要です。
各設定項目を確認し、必要に応じて変更することで、テンキーの問題だけでなく、キーボード全体の使いやすさを向上させることができます。
各設定を見直して、より快適なキーボード環境を構築しましょう。
BIOS設定、無効になっていないか確認
BIOS(Basic Input/Output System)設定とは、パソコンの基本的なハードウェアを制御するプログラムです。
BIOS設定でNumLockが無効になっていると、Windows起動時にNumLockが自動的に有効にならない場合があります。



BIOS設定ってどこにあるの?



BIOS設定は、パソコンの起動時に特定のキー(Delキー、F2キー、F12キーなど)を押すことでアクセスできます
項目 | 内容 |
---|---|
起動時のNumLock設定 | Windows起動時にNumLockを有効にするか無効にするかを選択できる |
キーボードレイアウト設定 | キーボードの配列を設定する(日本語キーボード、英語キーボードなど) |
その他のキーボード関連設定 | キーリピート速度、ディレイ時間などを調整できる |
BIOS設定でNumLockが有効になっているか確認し、無効になっている場合は有効に変更します。
Windows設定、キーボードの詳細設定を確認
Windowsには、キーボードの動作を詳細に設定できる機能があります。
NumLockだけでなく、キーボード全体の動作に影響を与える設定項目があるため、確認が必要です。



Windowsの設定ってどこにあるの?



Windowsの設定は、「スタート」メニューから「設定」を選択することでアクセスできます
項目 | 内容 |
---|---|
フィルターキー機能 | 短いキー入力や意図しないキーの連打を無視する機能 |
固定キー機能 | ShiftキーやCtrlキーなどの修飾キーを押し続けなくても、入力が有効になる機能 |
トグルキー機能 | Caps Lockキー、Num Lockキー、Scroll Lockキーの状態を音で知らせる機能 |
マウスキー機能 | テンキーを使ってマウスカーソルを操作する機能。有効になっているとテンキーで数字を入力できなくなる |
これらの設定が意図しない状態になっていると、キーボード入力に問題が発生する可能性があります。
レジストリ、キー配列設定変更のリスクを理解
レジストリとは、Windowsの設定情報やハードウェア情報を保存するデータベースです。
レジストリを編集することで、キーボードのキー配列を変更できますが、誤った変更を行うとシステムが不安定になる可能性があります。



レジストリって何?



レジストリは、Windowsの動作に深く関わる重要なデータベースです
項目 | 内容 |
---|---|
キー配列の変更 | キーの割り当てを変更することで、キーボードの使いやすさをカスタマイズできる |
ショートカットキー | アプリケーションや機能を起動するためのキーの組み合わせを設定できる |
その他の設定 | キーリピート速度やディレイ時間などを調整できる |
レジストリの編集は、自己責任で行う必要があります。
事前にバックアップを作成し、慎重に作業を進めることが重要です。
富士通 LIFEBOOK、テンキー設定とサポート情報へのアクセス
富士通LIFEBOOKのテンキー設定は、作業効率を上げる上で非常に重要です。
設定方法やトラブルシューティングを知っておくと、スムーズに作業を進められます。
ここでは、NumLock設定、サポート情報へのアクセス、修理に関する情報を重点的に解説します。
これらの情報を活用して、快適なPCライフを実現しましょう。
LIFEBOOK、NumLock設定とFnキーの組み合わせを確認
LIFEBOOKでテンキーを使うには、NumLockの設定が不可欠です。
NumLockが有効になっているかを確認することで、テンキーからの数字入力が可能になります。



LIFEBOOKのテンキーが使えない場合、NumLock設定を確認すれば良いの?



はい、NumLock設定を確認することで、テンキー入力が可能になる場合があります。
NumLockキーの位置は機種によって異なりますが、多くのLIFEBOOKでは、NumLockキーまたはFnキーとNumLkキーの組み合わせで切り替えられます。
例えば、富士通の公式サイトでは、NumLockキーがない機種ではFnキーとInsert・NumLkキーを同時に押すことで有効にできると案内されています。
メーカー | NumLockキーの操作 |
---|---|
富士通 | NumLockキーを押す NumLk・Scr Lkキーを押す Insert・NumLkキーがある場合:Fnキーを押しながらInsert・NumLkキーを押す |
NumLockが有効になっているにも関わらずテンキーが使えない場合は、次に紹介するマウスキー機能を確認してみましょう。
富士通サポート、機種別FAQとドライバー更新情報をチェック
富士通のサポートページでは、LIFEBOOKに関する豊富なFAQやドライバー更新情報が提供されています。
これらの情報を活用することで、テンキーに関する問題だけでなく、PC全般のトラブルシューティングに役立ちます。



富士通のサポートページって、どこからアクセスすれば良いの?



富士通の公式サイトから、お使いの機種名で検索すると、専用のサポートページにアクセスできます。
富士通のサポートページでは、機種ごとの詳細な情報が掲載されており、例えばNumLockキーの位置や設定方法が異なる場合でも、適切な対処法を見つけられます。
また、ドライバーの更新は、テンキーが正常に動作しない原因となるソフトウェアの不具合を修正する上で重要です。
修理、保証期間と修理費用の目安を確認
LIFEBOOKのテンキーが故障した場合、修理を検討する必要があります。
保証期間内であれば無償修理が可能な場合がありますが、期間外の場合は修理費用が発生します。



LIFEBOOKの保証期間って、どれくらいなの?



通常、LIFEBOOKの保証期間は1年間ですが、購入時に延長保証に加入している場合は、保証期間が長くなる場合があります。
修理費用は、故障箇所や修理内容によって大きく異なります。
例えば、キーボード全体の交換が必要な場合や、基板の修理が必要な場合など、様々なケースが考えられます。
修理を依頼する前に、富士通のサポートセンターに問い合わせて、見積もりを取ることをおすすめします。
また、LIFEBOOKには、保証期間内であれば無償で修理が受けられる場合がありますので、保証書を確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
- ノートパソコンのテンキーが反応しない場合、最初に確認すべきことは何ですか?
-
まず、NumLockキーが有効になっているかを確認してください。NumLockキーはテンキーを数字入力に使用するためのキーで、無効になっているとテンキーを押しても反応しません。NumLockキーのランプが点灯しているか確認し、消灯している場合はNumLockキーを押して点灯させてください。
- NumLockキーを押してもランプが点灯しない場合はどうすれば良いですか?
-
ノートパソコンの場合、NumLockキーが独立しておらず、Fnキーとの同時押しが必要な場合があります。NumLockキーに「NumLk」や「NumLock」と刻印されている場合は、Fnキーを押しながらNumLockキーを押してみてください。
- スクリーンキーボードでNumLockを切り替えるにはどうすれば良いですか?
-
NumLockキーがない機種では、スクリーンキーボードでNumLockを切り替えることができます。スタートメニューから「スクリーンキーボード」を検索して起動し、オプションでテンキーを表示させてNumLockを切り替えます。
- マウスキー機能とは何ですか?
-
マウスキー機能は、テンキーを使ってマウスポインターを操作する機能です。この機能が有効になっていると、テンキーで数字を入力することができません。Windowsの設定画面からマウスキー機能をオフにすることで、テンキーを数字入力に使用できるようになります。
- デバイスマネージャーでドライバーの状態を確認する方法を教えてください。
-
「スタート」ボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を選択します。デバイスマネージャーのウィンドウで、「キーボード」の項目を展開し、エラーがないか確認してください。キーボードの項目に「!」や「?」マークが表示されている場合、ドライバーに問題がある可能性があります。
- デバイスマネージャーでドライバーを更新する方法を教えてください。
-
問題のあるキーボードの項目を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。次に、「ドライバーを自動的に検索」を選択し、画面の指示に従ってドライバーを更新します。ドライバーの更新で問題が解決しない場合は、キーボードの項目を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を選択した後、パソコンを再起動してください。Windowsが自動的にドライバーを再インストールします。
まとめ
ノートパソコンのテンキーが使えない原因と解決策を解説しました。
NumLock設定の確認から、マウスキー機能の誤作動、デバイスマネージャーでのドライバー状態確認まで、幅広く対応します。
この記事のポイント
- NumLock設定、無効化されていないかを確認
- マウスキー機能、誤作動の原因を排除
- デバイスマネージャーでドライバーの状態を確認



この記事を参考に、ぜひテンキーの悩みを解消してください