【2025年】かがわスマートハウス促進事業補助金｜種類・対象・申請のすべて

スマートハウスの導入を検討しているものの、初期費用の負担に悩んでいませんか。

環境に優しく快適な住まいづくりは魅力的ですが、その高額な初期費用が大きな壁となることもあります。

香川県では、経済的な負担を軽減し、多くのみなさんがスマートハウスを実現できるよう「かがわスマートハウス促進事業補助金」を提供しています。

この補助金は、光熱費削減や災害時の電力確保といった暮らしの質向上だけでなく、地球温暖化対策にも貢献します。

賢く補助金を活用し、理想の住まいを現実のものにしてください。

この記事でわかること

香川県でのスマートハウス導入を考えているみなさんにとって、その初期費用は大きな負担になることがありますよね。

私もかつて、省エネ住宅への憧れがありましたが、費用の壁に直面した経験があります。

香川県では、経済的負担を軽減し、より多くの方が環境に優しいスマートハウスを実現できるように、手厚い補助金制度を設けています。

補助金制度は、単に費用を補助するだけでなく、地球温暖化対策への貢献や、みなさんの暮らしの質を高めることを目的としています。

香川県のスマートハウス補助金制度は、二つの柱で構成されています。

まずは「補助金制度の目的と重要性」を深く理解し、その上で具体的な「二つの補助金制度全体像」について、その違いと共通点を把握することが大切です。

香川県が提供するこれらスマートハウス補助金制度を賢く活用することで、みなさんは環境に配慮した快適な住まいをより手軽に実現できます。

補助金制度の目的と重要性

香川県がスマートハウス導入を強力に推進しているのは、環境とみなさんの暮らしの両面において、複数の重要な目的があるからです。

主要な目的は、地球温暖化対策として温室効果ガス排出量の削減に貢献すること、そしてみなさんの日々の暮らしをより豊かで快適にする点にあります。

また、災害時など停電が起こった場合でも、自立したエネルギー供給ができる住まいを実現し、地域のレジリエンス（災害対応力）を高めるという重要な役割も担っています。

補助金制度は、目標達成を後押しするために、具体的な導入費用負担を軽減する役割を果たしています。

目的	重要性
地球温暖化対策	温室効果ガス排出量の削減に貢献
暮らしの質向上	光熱費削減と快適な生活を実現
エネルギー自立	災害時の電力確保と地域のレジリエンス向上
経済的負担軽減	スマートハウス導入の初期費用をサポート

香川県のスマートハウス補助金は、環境への配慮とみなさんの快適で安心な暮らしの両方を支援するための、具体的な手段として機能しています。

二つの補助金制度全体像

香川県が用意するスマートハウス関連の補助金制度は、大きく分けて二つの種類があります。

それぞれ対象となる事業や目的が異なるため、ご自身の計画に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

一つは、新築やリフォームで高性能な省エネ住宅を目指す方向けの「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」です。

もう一つは、主に既存の住宅に太陽光発電設備や蓄電池を設置し、自宅で電気をまかなう自家消費を促進するための「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」です。

これらの補助金は、それぞれ異なるニーズに対応することで、幅広いスマートハウス化を支援しています。

項目	令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金	令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金
主な対象者	新築またはリフォームでスマートハウス化を目指す方	既存住宅に太陽光発電設備や蓄電池を設置する方
補助対象設備	ZEH新築、蓄電池、V2H、窓・玄関ドアの断熱改修	太陽光発電設備、太陽光発電設備と蓄電池の同時設置
主な目的	高度な省エネ住宅（ZEH等）の普及推進	既存住宅における再生可能エネルギーの自家消費促進
受付期間	予約: 2025年5月12日〜2026年2月27日 申請: 2025年5月12日〜2026年3月31日	予約: 2025年6月6日〜2025年8月29日 申請: 2025年6月6日〜2026年1月30日

みなさんがどちらの補助金を活用できるかは、導入を検討している設備の詳細や、新築か既存住宅かといった条件によって決まります。

まずは二つの補助金の基本的な違いを理解することが、適切な補助金選びの第一歩となります。

補助金ごとの種類と対象

スマートハウスの導入を検討しているみなさんがまず気になるのは、「どんな補助金があって、自分はどれが使えるの？」ということではないでしょうか。

香川県には、スマートハウス化をサポートする二つの補助金制度があり、それぞれ対象となる住宅の種類や設備、そして申請条件が異なります。

自分に合った補助金を見つけることが、スマートハウス実現への第一歩となりますね。

これらの補助金制度は、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」と「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」という名称で提供されています。

それぞれの制度がどのような目的に応じたもので、どんな特徴があるのかを各H3見出しで詳しく解説していきます。

項目	令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金	令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金
主な対象	新築・リフォームでZEH、蓄電池、V2H、断熱改修	既存住宅への太陽光発電設備と蓄電池の設置
ZEH受付状況	予算上限到達により終了（2025年7月28日時点）	ZEHに関する補助なし
高松市等での注意点	特になし（市町補助金との併用可能）	高松市、土庄町、綾川町内の既存住宅は対象外
蓄電池のみの設置	対象	対象外
補助対象となる工事時期	2025年4月1日以降着手も対象（一部例外あり）	受付番号受領後の着手が必須

これらの比較表からも分かるように、同じ「スマートハウス」に関する補助金であっても、対象となる設備や住宅の状況によって、利用できる制度が大きく変わります。

ご自身の具体的な計画に合わせて、どちらの補助金が適しているのかをしっかりと見極めていきましょう。

令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金

まず「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」は、主に新築や大規模なリフォームでZEH（ネット・ゼロ・エネルギーハウス）を導入したり、高性能な設備を設置したいと考えているみなさんのための制度です。

ZEHとは、家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーを合わせて、年間でのエネルギー消費量をゼロ以下にすることを目指した住宅のことを指します。

この補助金制度では、特定のスマートハウス関連設備の設置費用の一部が補助されます。

例えば、ZEHの新築や購入には20万円、子育て世帯や複数世代同居世帯にはさらに5万円が加算されます。

蓄電池の設置には上限10万円、V2Hの設置には10万円、窓や玄関ドアの断熱改修には上限20万円（子育て・複数世代同居世帯は5万円加算）の補助がありますね。

補助対象事業	補助金額目安（新築・購入の場合）
ZEH新築または購入	20万円（子育て世帯等に5万円加算）
蓄電池設置	設置経費の1/10（上限10万円）
V2H設置	10万円
窓・玄関ドア断熱改修	20万円（費用20万円未満の場合はその額、子育て世帯等に5万円加算）

この補助金は、未来を見据えた高機能な住まいづくりを支援するものですが、特にZEHに関する予約は既に終了している点に注意してください。

しかし、蓄電池やV2H、断熱改修といった他の設備は引き続き対象となりますので、ご自身の計画に合わせて活用を検討しましょう。

令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金

「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」は、主に既存の住宅に太陽光発電設備と蓄電池を設置することで、エネルギー自給自足を目指したいみなさんのための制度です。

この補助金は、日々の電気代を抑え、災害時にも役立つレジリエントな暮らしを実現するために、初期費用の負担を軽減します。

この制度では、太陽光発電設備単独の設置、または太陽光発電設備と蓄電池の同時設置が対象となります。

例えば、太陽光発電設備には1キロワットあたり8万円が補助され、上限は45万円です。

また、蓄電池には対象経費の3分の1が補助され、上限は20万円となっていますね。

補助対象設備	補助金額目安
太陽光発電設備	1kWあたり8万円（上限45万円）
蓄電池	対象経費の1/3（上限20万円）。ただし、1kWhあたり14.1万円（工事費込、税抜）の3分の1が上限

この補助金は、香川県内の既存住宅でのエネルギー自立を後押しする重要な制度です。

ただし、高松市、土庄町、綾川町にお住まい

香川県補助金申請ステップ

スマートハウスの導入を検討されているみなさんにとって、補助金は大きな味方です。

しかし、「申請手続きが複雑そう」「何をどう進めればいいかわからない」と感じる方もいるかもしれませんね。

香川県のスマートハウス補助金は、確かに複数の種類があり、それぞれ申請期間や必要書類が異なりますが、一つひとつのステップを丁寧に進めれば、決して難しいものではありません。

補助金申請を成功させるためには、事前の準備と正確な情報把握が最も重要です。

申請プロセスは、まず対象補助金と設備の確認から始まります。

次に、必要な書類を準備し入手し、そして予約と申請期間を把握します。

その後、電子申請を行い、必要な書類を提出します。

最後に、最終的な書類提出先を確認して手続きを完了します。

これらのステップを一つひとつ着実にクリアすることで、香川県のスマートハウス補助金を確実に受け取ることができます。

手続きを正確に進め、理想のスマートハウスを実現するための一助としてください。

対象補助金と設備の確認

香川県のスマートハウス補助金を申請する上で、最初に最も重要なことは、ご自身がどの補助金の対象となるのか、そして導入を検討している設備が補助対象であるかを確認することです。

この見極めを間違えてしまうと、後の申請がスムーズに進まないばかりか、せっかくの時間と労力が無駄になる可能性もあります。

香川県が提供する主要なスマートハウス関連補助金は「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」と「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」の二種類があります。

特に注意していただきたいのは、令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金のうち、ZEHの新築または購入に関する予約受付が2025年7月28日時点で予算上限に達し、すでに終了している点です。

また、令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金においては、高松市、土庄町、綾川町内の既存住宅は補助対象外となりますので、これらの地域にお住まいの場合は各市町独自の補助金制度をご確認ください。

ご自身の導入予定の設備がどちらの補助金で、どのような要件を満たす必要があるのかを把握することが、補助金活用の第一歩です。

ご自身の状況と照らし合わせ、適切な補助金を選択することが、その後の手続きを円滑に進める上で不可欠です。

必要書類の準備と入手

補助金申請において、最も手間がかかるのが必要書類の準備と入手です。

申請には多くの公的な書類や契約書類が必要となるため、不備なく揃えることがスムーズな審査のために不可欠です。

各補助金によって必要書類は異なりますが、一般的には、住民票、工事請負契約書の写し、設備の仕様書や性能を証明する書類、工事着手前後の写真、納税証明書などが求められます。

例えば、香川県の補助金申請では、個人事業主の場合、県税の滞納がないことを証明する書類の提出が義務付けられています。

スムーズな申請のためには、早めに必要な書類の種類を確認し、それぞれの書類の有効期限や記載事項に不備がないかを細かくチェックしながら準備を進めることが大切です。

書類の種類	詳細
住民票の写し	住民情報および居住地の確認
工事請負契約書の写し	工事内容、契約金額、着手日等の確認
設備の仕様書	補助対象設備の性能、型番、価格等の確認
設置費用明細書	設備の費用内訳、工事費用等の確認
納税証明書	県税（個人住民税含む）の滞納がないことの証明
J-クレジット制度関連書類	かがわスマートグリーン・バンクへの入会状況（該当する場合）
現地写真	工事着手前後の状況確認（日付入り推奨）

提出書類に不備があると、審査が滞ったり、最悪の場合は申請が不受理となったりする可能性があるので、正確に準備を進めてください。

予約と申請期間の把握

香川県のスマートハウス補助金では、「予約期間」と「申請期間」という二つの異なる期間が設定されています。

それぞれの期間を正確に把握し、期限内に手続きを完了させることが、補助金を受け取るための絶対条件です。

期間を一日でも過ぎてしまうと、その時点で申請資格を失ってしまうため、細心の注意を払いましょう。

例えば、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」の場合、予約期間は2025年5月12日（月）から2026年2月27日（金）23時59分まで、申請期間は2025年5月12日（月）から2026年3月31日（火）17時までと定められています。

一方、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」は、予約受付が2025年6月6日（金）から2025年8月29日（金）17時まで、申請受付は2025年6月6日（金）から2026年1月30日（金）17時までです。

特に、重点対策加速化事業では予約受付期間が短いため、早めに動くことが大切です。

また、補助事業完了後3ヶ月以内に申請書を提出する必要がある点も忘れてはいけません。

補助金の種類	予約受付期間	申請受付期間
令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金	2025年5月12日～2026年2月27日23:59	2025年5月12日～2026年3月31日17:00
令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金	2025年6月6日～2025年8月29日17:00	2025年6月6日～2026年1月30日17:00

計画的に行動し、余裕を持って手続きを進めることで、安心して申請を完了できます。

電子申請から書類提出まで

香川県のスマートハウス補助金では、手続きの多くが電子申請システムを利用して行われます。

電子申請システムは利便性が高い一方で、電子申請後の「添付書類提出」までを一定期間内に完了させないと、せっかくの申請が受理されないという重要なルールがあります。

まず、香川県の電子申請・届出システムで必要な情報を入力し、申請予約を作成します。

この電子申請が完了したら、速やかに（通常7日以内とされています）必要な添付書類を郵送または持参で提出しなければなりません。

郵送で送る場合は、配達が確認できる簡易書留などを利用することをおすすめします。

もし7日以内に添付書類が提出されなかった場合、電子申請自体が無効となり、再度申請をやり直す必要が出てくる可能性があります。

時間のロスにつながるため、電子申請と書類提出はセットで考えることが重要です。

電子申請後の速やかな書類提出が、補助金申請の成功に直結します。

最終的な書類提出先の確認

スマートハウス補助金の申請書類提出先は、補助金の種類や設備の設置場所によって異なります。

ご自身の申請書類をどこに提出すべきか、

補助金に関する疑問と窓口

香川県のスマートハウス補助金について、申請を検討するみなさんが抱きがちなよくある疑問や、もしもの時にどこに相談すれば良いのかは、非常に重要なポイントです。

制度を最大限に活用し、安心してスマートハウス導入を進めるためには、これらの疑問を解消し、適切な窓口を把握しておくことが不可欠です。

ここでは、市町補助金との併用や工事着手時期、J-クレジット制度といった具体的な疑問の解説に加え、困った時に頼れる問い合わせ窓口について詳しく解説します。

これらの情報を事前に確認することで、みなさんは迷うことなく、スムーズに補助金の申請を進められます。

安心してスマートハウス化を実現するためにも、疑問点はここでしっかり解決し、もしもの時に備えて問い合わせ先を控えることが重要です。

市町補助金との併用可否

香川県が実施するスマートハウス関連補助金と、お住まいの市町が独自に提供する補助金との併用は、多くの方が気になる点です。

それぞれの補助金には異なるルールが存在するため、事前に確認することが大切です。

結論から言うと、香川県の補助金と市町の補助金は、原則として併用が可能です。

しかし、一部の事業では異なる取り扱いがあるため、注意が必要です。

特に、重点対策加速化事業については、高松市、土庄町、綾川町に該当する方は、本県の補助金の対象外となり、各市町の補助金を利用するよう促されます。

補助金名	市町補助金との併用	特記事項
令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金	併用可能	制限なし
令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金	制限なし、要確認	高松市、土庄町、綾川町に設置する場合、県補助金は対象外となるため、各市町が実施する補助金の利用を促す

ご自身の市町でも独自の補助金がある場合は、トラブルを避けるためにも、申請前にそれぞれの担当部署へ確認することをおすすめします。

これにより、両方の補助金を有効活用し、より経済的にスマートハウス化を実現できます。

工事着手時期と補助対象

補助金の対象となる工事着手時期は、それぞれの補助金によって定められている重要な条件です。

これを誤ってしまうと、補助金が受けられなくなる可能性があるため、事前にしっかり把握することが必須です。

「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」では、2025年4月1日以降に工事に着手した事業も補助対象に含まれます。

しかし、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」では、受付番号の受領前に工事を着手した設備は補助対象外という明確なルールがあるのです。

この違いを理解し、計画的な工事の進行が求められます。

補助金の受付番号を待たずに工事を進めてしまうと、せっかくの補助金が適用されなくなる恐れがあるため、必ず各補助金のルールに従って工事の着手時期を調整してください。

J-クレジット制度の関連性

スマートハウスの補助金申請において、「J-クレジット制度」という言葉を耳にするかもしれません。

J-クレジット制度とは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2排出削減量や吸収量を、「クレジット」として国が認証する制度です。

これは、環境価値を数値化し、取引可能にすることで、地球温暖化対策を促進することを目的としています。

香川県のスマートハウス促進事業補助金では、特に太陽光発電設備を設置する際に、このJ-クレジット制度に基づく「かがわスマートグリーン・バンクへの入会が必要となる場合」があります。

これは、補助金を通じて得られるCO2排出削減量を県の事業として集約し、さらに環境貢献を進めるための取り組みとなります。

J-クレジット制度への入会が求められるかどうかは、申請する補助金の種類や設備の条件によって異なるため、ご自身の状況に合わせて、要件を事前に確認しておくことが重要です。

具体的な問い合わせ窓口

スマートハウス補助金の申請プロセスで、どうしても疑問が解決しない場合や、複雑な状況に直面した際には、専門の問い合わせ窓口を利用することが最も確実で効率的な解決策となります。

香川県の担当部署が、みなさんの疑問に直接答えてくれます。

香川県のスマートハウス補助金に関する全般的な問い合わせは、「香川県 環境森林部 環境政策課 カーボンニュートラル推進室」が担当しています。

ここでは、電話での問い合わせに加え、場合によっては書類の提出先もこの部署になるため、しっかり連絡先を把握しておきましょう。

項目	詳細
担当部署	香川県 環境森林部 環境政策課 カーボンニュートラル推進室
電話番号	087-832-3851
対応時間	平日9時00分から12時00分、13時00分から17時00分まで

事前に問い合わせ先を把握しておくことで、必要な時に迅速なサポートを受けられ、安心して補助金申請を進めることができます。

複雑なケースや個別の状況に関する疑問は、直接担当部署に問い合わせることが最も確実な解決策です。

よくある質問（FAQ）

令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金（ZEH新築等）は、今からでも申請できますか？

令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金のうち、ZEH（ネット・ゼロ・エネルギーハウス）の新築または購入に関する予約受付は、予算上限に達したため2025年7月28日時点で終了しています。

そのため、今からZEHに関する補助金を申請することはできません。

しかし、この補助金制度に含まれる蓄電池、V2H、窓・玄関ドアの断熱改修については、引き続き予約および申請を受け付けています。

自宅に蓄電池を設置する際、補助金を受けるための主な条件を教えてください。

蓄電池の設置で補助金を受ける場合、利用する補助金制度によって条件が異なります。

「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」では、蓄電池単独での設置も補助対象となり、補助対象経費の10分の1（上限10万円）が補助されます。

一方、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」では、自家消費型の太陽光発電設備と同時に設置する場合のみが対象で、蓄電池のみの設置は補助対象外です。

また、後者の補助金では、導入価格が1kWhあたり12.5万円以下（消費税・地方消費税を除く）となるよう努めることが要件の一つに含まれます。

香川県のスマートハウス補助金と、市町独自の補助金は併用できますか？

はい、市町が独自に実施している補助金との併用は可能です。

「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」は、市町の補助金との重複受給が認められています。

ただし、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」に関しては、市町の補助金との併用は制限されていませんが、具体的な併用可否については各市町の担当部署への確認が必要です。

香川県内の二つのスマートハウス補助金制度（「促進事業」と「重点対策加速化事業」）間では、補助対象設備によって併用できない組み合わせがあるためご注意ください。

補助金の対象となるのは、どのような住宅や個人ですか？

補助金の対象となるのは、香川県内の住宅で事業を行う個人です。

また、県税（個人住民税を含む）の滞納がないことが共通の要件です。

特に「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」の場合、高松市、土庄町、綾川町内の既存住宅に設置する方は、本補助金の対象外となります。

これらの地域にお住まいの方は、各市町が実施する補助金をご利用ください。

いずれの補助金も、暴力団員等でないことも共通の要件となっています。

補助金申請は、工事着手前に済ませておく必要がありますか？

補助金の種類によって、工事着手時期に関するルールが異なります。

「令和7年度かがわスマートハウス促進事業補助金」では、2025年4月1日以降に工事に着手した事業も補助対象となる場合があります。

一方、「令和7年度かがわスマートハウス促進事業（重点対策加速化事業）補助金」では、受付番号の受領前に工事を着手した設備は補助対象外です。

また、原則として工事請負契約は2025年5月1日以降に締結するよう要件が定められています。

補助金によっては予約が必須の場合もあるため、必ず事前にそれぞれの補助金制度の要件を確認し、適切なタイミングで手続きを進めてください。

補助金についてさらに詳しく知りたい場合、どこに問い合わせればよいですか？

補助金に関するご不明な点は、香川県環境森林部環境政策課カーボンニュートラル推進室までお問い合わせください。

電話番号は087-832-3851で、対応時間は平日の9時から12時、13時から17時です。

また、補助対象設備の設置場所によっては、書類提出先が市町の担当課になる場合があります。

そのため、詳細は香川県の公式サイトで確認するか、上記の問い合わせ窓口で事前にご確認ください。

まとめ

香川県が提供する「かがわスマートハウス促進事業補助金」は、環境に配慮した快適な住まいを実現し、経済的負担を軽減するための大きな支援制度です。

特に、制度の種類を正しく理解し、ご自身の状況に合った補助金を選択することが、スマートハウス実現の第一歩となります。

この記事では、補助金制度の全体像から申請ステップ、よくある疑問まで詳しく解説しました。

この記事を参考に、みなさんのスマートハウス計画に最適な補助金を見つけ、賢く活用し、快適な住まいを現実のものにしてください。