エコキュートにエラーコードが表示されると、何が原因なのか、どう対処すれば良いのか焦ってしまいますよね。
エラーコードは、エコキュートからの大切なメッセージです。
原因を特定し、適切な対処をすることで、問題をスムーズに解決できます。
この記事では、日立エコキュートのエラーコード一覧と、ご自身でできる対処法を解説します。
エラーコードの見方から、自分でできること、専門業者への依頼を検討する基準まで、具体的にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

エラーコードが出たけど、どこから確認すればいいの?

まずはリモコンの液晶画面を確認しましょう!エラーコードが表示されているはずです。
この記事でわかること
- エラーコードの確認方法
- 自分でできる応急処置
- サポートセンターへの連絡
- 修理・交換の判断基準
【日立エコキュート】エラーコード一覧|原因と自分でできる対処法

エコキュートにエラーコードが表示されたら、焦らずに原因を特定し、適切な対処をすることが重要です。
エラーコードは、エコキュートの状態を把握するための重要な手がかりとなります。
エラーコードから原因を特定し、ご自身で対処できる範囲を確認することで、迅速な問題解決につながります。
この記事では、日立エコキュートのエラーコード一覧と、ご自身でできる対処法について解説します。
エラーコードから原因を特定する
エコキュートのエラーコードは、機器の状態を示す重要な情報です。
エラーコードを確認することで、故障の原因を特定し、適切な対応をとることが可能になります。
エラーコードは、主にアルファベットと数字の組み合わせで表示されます。
アルファベットは不具合の種類を、数字は詳細な状態を示しています。
エラーコードを確認する際は、リモコンの液晶画面を確認しましょう。

エラーコードってどこに表示されるの?

リモコンの液晶画面の上部か下部に表示されることが多いみたいです!
自分でできる対処法を確認する
エラーコードが表示された場合でも、ご自身で対処できる場合があります。
取扱説明書やメーカーのWebサイトを確認し、指示に従って操作することで、エラーが解消されることがあります。
例えば、リモコンのリセット操作や、給水配管の点検などが挙げられます。
ご自身で対処できない場合は、専門業者に修理を依頼することを検討しましょう。

自分で直せるエラーと、業者さんに頼むエラーの見分け方がわからない…

まずは取扱説明書を確認して、自分でできることを試してみましょう!それでも直らない場合は、専門業者に相談するのが安心です!
サポートセンターへの連絡を検討する
ご自身でエラーコードの原因を特定できない場合や、対処法を試しても改善しない場合は、日立のサポートセンターへの連絡を検討しましょう。
専門のオペレーターが、エラーコードの詳細な原因や対処法について教えてくれます。
サポートセンターに連絡する際は、エコキュートの型番とエラーコードを伝えると、スムーズな対応が期待できます。
また、保証期間内であれば、無償で修理を受けられる場合があります。

サポートセンターに連絡する前に、準備しておくことはある?

エコキュートの型番とエラーコードをメモしておくと、スムーズに状況を伝えられます!
日立エコキュートのエラーコード一覧と原因・対処法
日立エコキュートにエラーコードが表示された際、慌てずに原因を特定し、適切な対応を行うことが大切です。
エラーコードは、エコキュートの状態を把握するための重要な手がかりになります。
ここでは、日立エコキュートのエラーコード一覧と、考えられる原因、そしてご自身で対応できる対処法について解説します。
これらの情報を参考に、落ち着いて対応し、快適な給湯ライフを維持しましょう。
エラーコードから原因を特定する
エラーコードを確認することで、エコキュートのどの部分に異常が発生しているのかを推測できます。
エラーコードは、アルファベットと数字の組み合わせで表示され、それぞれが特定の意味を持っています。
まずは、リモコンに表示されているエラーコードをしっかりと確認し、取扱説明書やメーカーのウェブサイトで、そのコードが示す内容を調べましょう。
原因を特定することで、適切な対処法を見つけ出すことができます。
自分でできる対処法を確認する
エラーコードによっては、ご自身で解決できる場合があります。
例えば、以下のような対処法が考えられます。
対処法 | 説明 |
---|---|
電源の入れ直し | エコキュートの制御基板が誤作動している場合に有効です。 |
漏電遮断器の確認 | 漏電遮断器が作動している場合、エコキュートへの電力供給が遮断されます。 |
貯湯タンクの水抜き | 貯湯タンク内に溜まった不純物を取り除くことで、エラーが解消される場合があります。 |
リモコンの設定確認 | リモコンの設定が誤っている場合、正常に運転できないことがあります。 |
給水配管・給湯配管の凍結確認 | 冬季に多いのが、給水配管や給湯配管の凍結です。配管が凍結している場合は、自然に解凍されるのを待つか、ぬるま湯をかけるなどして解凍を試みてください。 |

自分でできる対処法を試しても解決しない場合はどうすればいいんだろう?

ご自身で対応できない場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。
サポートセンターへの連絡を検討する
ご自身で対処できない場合や、エラーコードの原因が特定できない場合は、日立のサポートセンターに連絡することを検討しましょう。
専門のスタッフが、エラーコードの詳細や状況を丁寧にヒアリングし、適切なアドバイスや修理の手配をしてくれます。
サポートセンターに連絡する際には、以下の情報を準備しておくとスムーズに対応してもらえます。
情報 | 内容 |
---|---|
エラーコード | リモコンに表示されているエラーコードを正確に伝えます。 |
エコキュートの型番 | エコキュート本体に記載されている型番を伝えます。 |
設置状況 | エコキュートの設置場所(屋内・屋外など)や、周辺の状況を伝えます。 |
発生時の状況 | エラーが発生した時の状況(お湯が出ない、異音がするなど)を詳しく伝えます。 |
保証期間の確認 | 保証期間内であれば、無償で修理を受けられる場合があります。保証書を確認し、保証期間内かどうかを確認しましょう。 |
エラーコードの種類別:原因と対処法
日立エコキュートでエラーコードが表示された場合、エラーコードの種類によって原因と対処法が異なります。
まずは表示されているエラーコードを確認し、原因を特定することが重要です。
ここでは、日立エコキュートのエラーコードを種類別に分け、それぞれの原因と対処法について詳しく解説します。
エラーコードの種類を把握することで、ご自身で対応できる範囲を判断し、適切な対処につなげることが可能です。
C**系エラー:給湯温度や湯切れに関するエラー
C系エラーは、主に給湯温度の異常や湯切れなど、給湯に関するトラブルを示すエラーコードです。
これらのエラーは、センサーの故障や配管の詰まりなどが原因で発生することがあります。
エラーコード | 内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|---|
C01 | 沸き上げサーミスター温度異常 | 温度センサーの故障、ヒートポンプユニット基板の不具合 | 台所リモコンの「時」ボタンと「△」ボタンを同時に2秒押す。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
C05 | 給湯循環ポンプ空運転 | エア噛み、給湯循環ポンプの故障 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
C09 | 沸き上げ動作異常 | ヒートポンプ配管の接続誤り、配管の詰まり、ヒートポンプユニット内部品の不具合 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
C23 | 浴そう栓抜け(ふろ配管異常) 基準湯量中間チェック時の水流スイッチOFF異常 | 浴槽の栓の閉め忘れ、循環ポンプ・水流スイッチの不具合 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |

お湯が出ない時のC**系エラーって、自分で直せるのかな?

C**系エラーの場合、まずはリモコン操作や再起動を試してみてください。それでも改善しない場合は、専門業者への修理依頼を検討しましょう。
F**系エラー:水漏れや排水に関するエラー
F系エラーは、主に水漏れや排水の異常など、水回りに関するトラブルを示すエラーコードです。
これらのエラーは、配管の破損や排水口の詰まりなどが原因で発生することがあります。
エラーコード | 内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|---|
F01 | 貯湯タンクユニット水漏れ | 配管の破損、タンクの腐食 | 販売店やメーカー、またはエコテックに問い合わせください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
F02 | ヒートポンプユニット水漏れ | 配管の破損、熱交換器の腐食 | 販売店やメーカー、またはエコテックに問い合わせください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
F03 | 排水異常 | 排水口の詰まり、排水ポンプの故障 | 排水口の清掃、排水ポンプの点検。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
H**系エラー:ヒートポンプユニットに関するエラー
H系エラーは、主にヒートポンプユニットの異常を示すエラーコードです。
これらのエラーは、冷媒ガスの不足やコンプレッサーの故障などが原因で発生することがあります。
エラーコード | 内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|---|
HE01 | HPガス不足 | 冷媒ガスの不足、配管の破損 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE03 | 冷媒圧力高圧異常 | 配管の詰まり、コンプレッサーの故障 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE04~HE11 | サーミスター異常 | サーミスターの故障、配線の断線 | リモコン表示に従い操作してください。表示がない場合は販売店またはメーカーに修理を依頼してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE14 | インバーター〜HP基板間の通信異常 | ヒートポンプユニット基板、膨張弁の故障 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE15 | ファンモーター異常 | ファンモーターの故障、異物の混入 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE16 | 給水ポンプ系異常、循環ポンプ系異常 | ポンプの故障、ヒューズ切れ | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE19 | 圧縮機温度異常 冷媒吐出温度異常 | ストレーナ詰まり、HPエア噛み、膨張弁故障、ガス漏れ | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE22 | 水系循環異常検出 | ストレーナ詰まり、HPエア噛み、給水/循環ポンプ、HP基板、沸き上げサーミスタ、冷媒吐出サーミスタ不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE23 | インバーター過電流検出 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE24 | インバーター異常、インバーター入力電流異常 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE25 | インバーター異常、力率改善回路異常 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE26 | インバーター異常、圧縮機始動不良 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE27 | インバーター異常、電源電圧異常 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE28 | インバーター異常 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | 台所リモコンの「時」ボタンと「△」ボタンを同時に 2 秒押す。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE29 | インバーター異常、インバーター過負荷検知 | コネクタ接続不良、給水/循環ポンプ不良、膨張弁不良、HP基板不良、圧縮機不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE31 | 圧力センサ異常 | ガス漏れ、圧力センサ、HP基板不良 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直す。リモコンに指示が出た場合は操作してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
HE32 | 除霜電磁弁異常 | 給水なし、配管、ストレーナ詰まり、HPエア噛み、電磁弁、HP基板不良 | 台所リモコンの「時」ボタンと「△」ボタンを同時に 2 秒押す。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
Er**系エラー:通信異常やその他エラー
Er系エラーは、主に通信異常やその他のエラーを示すエラーコードです。
これらのエラーは、リモコンとの通信不良やセンサーの故障などが原因で発生することがあります。
エラーコード | 内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|---|
Er01~Er03 | タンク温度センサー異常 | 温度センサーの故障、配線の断線、タンク基板の不具合 | リモコン表示に従い操作してください。表示がない場合は販売店またはメーカーに修理を依頼してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
Er04 | 無給水検知異常 | 断水、給水弁の閉鎖、検知回路の不具合 | タンクユニットの電源を切り、5秒後に入れ直してください。改善しない場合は修理・点検を推奨します。 |
Er05~Er06 | 温度センサー異常 (風呂/給湯) | 温度センサーの故障、配線の断線、タンク基板の不具合 | コネクタ確認/補修、基板/センサ交換 (メーカー依頼) |
Er07 | 高温水遮断装置アダプター動作 (空焚き) | アダプター、ふろ電磁弁、タンク基板不良 | アダプターを冷やし、「高温さし湯」スイッチを押してください。回復しない場合はメーカーに修理を依頼してください |
Er08 | タンク温度センサー異常 | 温度センサーの故障、配線の断線、タンク基板の不具合 | コネクタ確認/補修、基板/センサ交換 (メーカー依頼) |
Er11~Er13 | リモコン通信異常 | リモコン型式確認、電源変更、ケーブル確認 (メーカー依頼) | リモコンの型式を確認し、電源を入れ直してください |
Er14 | 給湯温度異常検知 | 給水圧確認、配管サイズアップ、部品交換 (メーカー依頼) | 給水圧を確認し、配管サイズを見直してください |
Er15 | 風呂注水流量異常 | 断水確認、止水栓確認、ゴミ除去。改善しない場合、部品故障の可能性 (メーカー依頼) | 断水を確認し、止水栓を開け、ゴミを除去してください |
Er16, Er19 | 注水電磁弁異常 | 断水確認、止水栓確認、ゴミ除去。改善しない場合、部品故障の可能性 (メーカー依頼) | 断水を確認し、止水栓を開け、ゴミを除去してください |
Er17 | 給湯混合弁ロック | コネクタ確認、配線修復、断水/凍結確認。改善しない場合、混合弁交換 (メーカー依頼) | コネクタを確認し、配線を修復し、断水や凍結を確認してください |
Er18 | 注湯電磁弁異常 | ゴミ除去。改善しない場合、部品故障の可能性 (メーカー依頼) | ゴミを除去してください |
Er21 | ふろ往き温度センサ異常 | リード線/コネクタ点検、基板/センサ交換 (メーカー依頼) | リード線やコネクタを点検し、基板やセンサを交換してください |
Er23 | ふろ配管の異常 | 栓確認、配管掃除。改善しない場合、部品故障の可能性 (メーカー依頼) | 栓を確認し、配管を掃除してください |
Er24 | 水位センサの異常 | コネクタ点検/修正、凍結確認、基板/センサ交換 (メーカー依頼) | コネクタを点検・修正し、凍結を確認し、基板やセンサを交換してください |
Er25 | ふろ循環三方弁の異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/三方弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や三方弁を交換してください |
Er26 | ふろ温度の異常 | 配管径変更、配管調整、ゴミ除去、センサ/混合弁交換 (メーカー依頼) | 配管径を変更し、配管を調整し、ゴミを除去し、センサや混合弁を交換してください |
Er27 | 給水電磁弁の異常 | ゴミ除去。改善しない場合、部品故障の可能性 (メーカー依頼) | ゴミを除去してください |
Er28 | 中温水温度の異常 | (メーカー依頼) | (メーカー依頼) |
Er29 | 補給水電磁弁の異常 | ゴミ除去。改善しない場合、部品故障の可能性 (メーカー依頼) | ゴミを除去してください |
Er31 | ヒートポンプの通信異常 | 配線/コネクタ確認、基板交換 (メーカー依頼) | 配線やコネクタを確認し、基板を交換してください |
Er32~Er33 | 三方弁の異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/三方弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や三方弁を交換してください |
Er35 | シスターン水位の異常 | 詰まり確認/調整、タンク基板/電磁弁交換 (メーカー依頼) | 詰まりを確認・調整し、タンク基板や電磁弁を交換してください |
Er37 | 給湯循環ポンプの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/ポンプ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やポンプを交換してください |
Er38 | ふろ混合弁ロック | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/混合弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や混合弁を交換してください |
Er40 | 熱回収三方弁の異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/三方弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や三方弁を交換してください |
Er41 | 熱回収混合弁ロック | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/混合弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や混合弁を交換してください |
Er42 | 補助熱交三方弁の異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/三方弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や三方弁を交換してください |
Er45 | I/O 基板通信の異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、I/O基板交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、I/O基板を交換してください |
Er47 | 床暖混合弁ロック | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/混合弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や混合弁を交換してください |
Er48 | 床暖往き温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、暖房基板/センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、暖房基板やセンサを交換してください |
Er49 | 中温水混合弁ロック | ゴミ確認、混合弁交換 (メーカー依頼) | ゴミを確認し、混合弁を交換してください |
Er52, Er54 | 温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やセンサを交換してください |
Er56 | 浴槽(湯はり)温度の異常 | タンク基板/戻り温度センサ交換 (メーカー依頼) | タンク基板や戻り温度センサを交換してください |
Er57 | ふろ往き・戻り温度センサの温度不一致 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板やセンサを交換してください |
Er58 | 中温水温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板やセンサを交換してください |
Er61~Er63 | 温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板やセンサを交換してください |
Er64 | 給湯循環ポンプの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/ポンプ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やポンプを交換してください |
Er67 | 補給水の異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/電磁弁交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板や電磁弁を交換してください |
Er68 | 水温の異常 | コネクタ確認/補修、基板/水温センサ交換 (メーカー依頼) | コネクタを確認・補修し、基板や水温センサを交換してください |
Er70 | タンク最下部温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/水温センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や水温センサを交換してください |
Er71 | 追い焚き混合水の異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、循環調整弁確認、混合弁/センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、循環調整弁を確認し、混合弁やセンサを交換してください |
Er72 | 循環調整弁ロック | ゴミ確認、タンク基板/循環調整弁交換 (メーカー依頼) | ゴミを確認し、タンク基板や循環調整弁を交換してください |
Er73 | 追い焚き温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/追い焚き温度センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板や追い焚き温度センサを交換してください |
Er76 | タンク温度センサの異常 | 断線/コネクタ確認、配線修復、基板/タンク温度センサ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、配線を修復し、基板やタンク温度センサを交換してください |
Er82 | ふろ循環ポンプの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/ふろ循環ポンプ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やふろ循環ポンプを交換してください |
Er83 | ふろ循環ポンプの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/ふろ循環ポンプ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やふろ循環ポンプを交換してください |
Er84 | 流量調整弁ロック | ゴミ確認、タンク基板/流量調整弁交換 (メーカー依頼) | ゴミを確認し、タンク基板や流量調整弁を交換してください |
Er85, Er86 | ふろ機能ポンプの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/ふろ機能ポンプ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やふろ機能ポンプを交換してください |
Er88, Er89 | ふろ加圧ポンプの異常 | 断線/コネクタ確認、タンク基板/ふろ加圧ポンプ交換 (メーカー依頼) | 断線やコネクタを確認し、タンク基板やふろ加圧ポンプを交換してください |
Er90, Er91 | 中温水電磁弁の異常 | ゴミ確認、ストレーナー/配管確認、タンク基板/電磁弁交換 (メーカー依頼) | ゴミを確認し、ストレーナーや配管を確認し、タンク基板や電磁弁を交換してください |
Er99 | タンクの水漏れを検知 | 漏水確認/補修、制御基板/漏水センサ交換 (メーカー依頼) | 漏水を確認・補修し、制御基板や漏水センサを交換してください |
日立エコキュートのエラーコードは多岐にわたりますが、エラーコードの種類を把握することで、ご自身で対応できる範囲を判断し、適切な対処につなげることが可能です。
エラーコードが表示された際は、まず種類を確認し、この記事を参考にして適切な対応を心がけましょう。
修理・点検・交換の判断基準と費用
エコキュートの不調は、生活に大きな影響を与えるため、迅速かつ適切な対応が求められます。
以下では、修理、点検、交換の判断基準と費用について解説します。
ここでは、具体的な費用や判断基準について詳しく解説していきます。
修理が必要なケースと費用の目安
エコキュートの修理が必要となるのは、特定のエラーコードが表示されたり、明確な故障の症状が見られたりする場合です。
たとえば、お湯が出ない、追い焚きができない、異音がするなど、通常とは異なる状態が発生した際は、修理を検討する必要があります。
修理費用の目安は、故障箇所や修理内容によって大きく異なります。
以下に、一般的な修理内容と費用の目安をまとめます。
症状・エラーコード | 修理目安金額(税込) | 想定される作業 |
---|---|---|
電源が入らない | 56,000~62,000円 | タンクユニット基板の交換 |
追い焚きができない | 33,000~63,000円 | 水位センサーや循環ポンプの交換 |
Er01 (タンク温度センサ異常) | 37,000~39,000円 | タンク温度センサの交換 |
Er31 (HPユニット通信異常) | 56,000~62,000円 | タンクユニット基板の交換 |
HE01 (冷媒漏れ異常) | 104,000~124,000円 | コンプレッサや水熱交換器の交換 |
HE09 (外気温サーミスタ異常) | 29,000~31,000円 | 温度センサ(サーミスタ)の交換 |
HE18 (HPユニット水漏れ検出) | 104,000~114,000円 | 水熱交換器の交換 |

修理費用は高いな……。交換も視野に入れた方がいいのかな?

まずは、エコキュートの保証期間を確認しましょう。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる場合があります。
点検で済むケースと費用の目安
エコキュートの点検で済むケースは、定期的なメンテナンスや、軽微な不具合が疑われる場合です。
具体的には、以下のようなケースが該当します。
ケース | 詳細 |
---|---|
定期メンテナンス | エコキュートの性能を維持するために、定期的な点検を実施するケース。メーカーや販売店が推奨する頻度で点検を受けることで、故障を未然に防ぐことが期待できる。 |
軽微な不具合 | お湯の温度が不安定、異音がするなど、軽微な不具合が疑われる場合。これらの症状は、部品の劣化や配管の詰まりなどが原因であることがあり、点検によって原因を特定し、適切な処置を施すことができる。 |
点検の費用は、依頼する業者や点検内容によって異なりますが、一般的には1万円から3万円程度が目安となります。
交換が必要なケースと費用の目安
エコキュートの交換が必要となるのは、故障が頻発する場合や、製造から10年以上経過している場合です。
特に、以下のようなケースでは、交換を検討することをおすすめします。
ケース | 詳細 |
---|---|
故障が頻発する場合 | 修理を繰り返してもすぐに故障する場合。修理費用がかさむだけでなく、エコキュートが停止するたびに生活に支障をきたす可能性がある。 |
製造から10年以上経過 | エコキュートの寿命は一般的に10年から15年程度。10年以上使用している場合、部品の劣化が進み、いつ故障してもおかしくない状態。 |
エコキュートの交換費用は、本体価格、工事費用、諸経費を含めて、50万円から100万円程度が目安となります。
エコキュートの修理、点検、交換は、それぞれの状況に応じて適切な判断が重要です。
よくある質問(FAQ)
- エコキュートのエラーコードが表示された場合、まず何をすれば良いですか?
-
エラーコードが表示された際は、まずリモコンに表示されているコードをメモし、取扱説明書でその意味を確認してください。
多くのエラーは、取扱説明書に記載された手順でリセットできる場合があります。
- 日立のエコキュートでよくあるエラーコードは何ですか?
-
日立のエコキュートでよく見られるエラーコードには、C01 (沸き上げサーミスタ温度異常)、Er15 (ふろ注水流量異常)、HE01 (冷媒ガス漏れ異常) などがあります。
これらのエラーコードは、エコキュートの状態を把握する上で重要な情報となります。
- エコキュートのエラーを自分で解除する方法はありますか?
-
はい、エラーの内容によってはご自身で解除できる場合があります。
リモコンにリセットボタンがある場合は、それを押してみてください。
また、貯湯タンクの漏電遮断器を一度オフにしてから再度オンにすることで、リセットできることもあります。
ただし、専門的な知識が必要な場合や、原因が特定できない場合は、メーカーや専門業者に相談するようにしてください。
- エコキュートの修理費用はどのくらいかかりますか?
-
修理費用は、故障箇所や修理内容によって大きく異なります。
軽微な修理であれば数万円程度で済むこともありますが、主要な部品の交換が必要な場合は、10万円を超えることもあります。
詳細な費用については、メーカーや専門業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
- エコキュートの点検はどのくらいの頻度で行うべきですか?
-
エコキュートの定期的な点検は、故障を未然に防ぎ、長寿命化につながります。
メーカーや専門業者は、2〜3年に一度の点検を推奨しています。
- エコキュートを交換するタイミングはいつですか?
-
エコキュートの寿命は一般的に10年から15年程度と言われています。
故障が頻発する場合や、製造から10年以上経過している場合は、交換を検討することをおすすめします。
交換することで、最新の省エネ性能を持つ機種を利用でき、電気代の節約にもつながります。
まとめ
日立エコキュートにエラーコードが表示された場合、まずはリモコンの液晶画面を確認し、エラーコードを特定することが重要です。
- エラーコードを確認し、原因を特定する
- 自分でできる対処法を試してみる
- 取扱説明書を確認し、サポートセンターへの連絡を検討する
エラーが解決しない場合は、専門業者への修理依頼や、エコキュートの交換を検討しましょう。