ダイキンエコキュートに警報が表示されると、何が原因なのか、どう対処すれば良いのか焦ってしまいますよね。
エラーコードを確認することは、問題を特定し、スムーズな解決への第一歩です。
まずは、エラーコードをチェックしてみましょう。
エラーコードを確認することで、ご自身で対応できるのか、専門業者に依頼する必要があるのかを判断できます。
例えば、断水や凍結が原因のエラーであれば、ご自身で対応できる場合があります。
しかし、内部部品の故障や専門的な調整が必要な場合は、専門業者への依頼が必要です。
エラーコード別の原因と対処法を詳しく解説していきます。

エラーが出たけど、どうすればいいの?

まずはエラーコードを確認して、この記事を参考にしてみてください。
この記事でわかること
- エラーコードの確認方法
- 自分でできる対処法
- 業者への依頼が必要なケース
- 公式サイトのサポート情報
ダイキンエコキュート警報の確認ポイント

ダイキンエコキュートで警報が表示された際は、まずエラーコードを確認することが重要です。
エラーコードは、問題を特定し、迅速かつ適切に対処するための第一歩となります。
各エラーコードに対応することで、問題をスムーズに解決できます。
自分で対応できる範囲と、専門業者への依頼が必要なケースを把握しておくことが大切です。
警報表示時の対応手順
警報が表示されたら、まずは落ち着いて以下の手順で対応しましょう。
- エラーコードの確認: リモコンに表示されているエラーコードをメモします。
- 取扱説明書の確認: エラーコードに対応する原因と対処法を確認します。
- 応急処置の実施: 自分で対応できる範囲で、取扱説明書に記載された応急処置を試します。
- メーカーへの問い合わせ: 応急処置で改善しない場合や、不明な点がある場合は、ダイキンに問い合わせます。
エラーコードの確認方法
エラーコードは、ダイキンエコキュートのリモコンに表示されます。
リモコンの種類によって表示位置が異なりますが、一般的には画面の上部または下部に表示されます。
エラーコードは、アルファベットと数字の組み合わせで表示され、エラーの内容を示しています。
エラーコードを確認する際は、正確にメモを取ることが重要です。
自分でできる対処法と注意点
エラーコードによっては、自分で対処できる場合があります。
例えば、断水や凍結が原因のエラーであれば、給水元栓の確認や解凍作業を行うことで改善することがあります。
自分で対処する際は、以下の点に注意しましょう。
- 必ず取扱説明書を確認する
- 感電や火災の危険がないか確認する
- 無理な作業は行わない

自分で対処するのが不安です。

そのような場合は、無理せずメーカーに問い合わせてください。
エラーコード別|原因と対処法
エコキュートの警報表示は、エラーコードを確認することで、原因を特定し、適切な対処を行うことが重要です。
ここでは、自分で対応できるエラーコードと、業者への依頼が必要なエラーコードについて解説します。
エラーコードを確認することで、原因を特定し、適切な対処を行うことができますので、該当箇所をよく読んで対応しましょう。
自分で対応できるエラーコード
自分で対応できるエラーコードは、主に給水関連やリモコンの通信に関するものです。

自分で対応できるエラーがあるのかしら?

エラーコードによっては自分で対応できるものもあります。
自分で対応できるエラーコードとその対処法は以下の通りです。
エラーコード | 原因 | 対処 |
---|---|---|
C15, C16, C55 | 断水、給水止水栓閉じ、凍結 | 断水処理、給水止水栓開放、解凍待ち(凍結時は給湯温度設定を水にして蛇口から少量の水を出す) |
C76 | リモコン通信異常 | 貯湯ユニットの漏電遮断器を3秒以上OFF後ON |
E7 | ヒートポンプユニットのファン周辺に雪 | 溶けるまで待つか、水をかけて溶かす。その後、貯湯ユニットの漏電遮断器を3秒以上OFF後ON |
HJ | 断水(ヒートポンプユニット給水関連) | 断水解除後、貯湯ユニットの漏電遮断器を3秒以上OFF後ON |
U51 | 風呂栓なしでお湯はり | 風呂栓をしてお湯はり。エラー解除は決定ボタン。栓がある場合は排水後再度お湯はり |
U54 | 風呂に残り湯がある状態で風呂試運転 | 排水後、台所リモコンで風呂試運転。エラー解除は決定ボタン |
C52 | 循環口より湯が少ない状態で追い炊き、シャワーからお湯はり | 足し湯で循環口より湯を多くして追い炊き。エラー解除は決定ボタン |
上記のエラーコードが表示された場合は、まずご自身で対処を試みることをおすすめします。
業者への依頼が必要なエラーコード
業者への依頼が必要なエラーコードは、専門的な知識や技術が必要となるものがほとんどです。

業者に依頼が必要なエラーってどんなものがあるの?

エラーコードには、専門業者でないと対応できないものも多くあります。
例えば、以下のようなエラーコードが表示された場合は、メーカーへの問い合わせが必要です。
- C16
- C30
- C45
- C55
- C73
- C74
- C79
- C80-01,C80-02
- C81
- F38-01~F38-05
- F94
- H25
- H33
- H34
- H35
- H37
- H59-01,H59-02
- H60-01,H60-02
- H92
- U51-01~U51-05
- U54
- UA
- E1
- E6
- E7
- E8
- EC
- F3
- FA
- H0
- H3
- H6
- H8
- H9
- HC
- HJ
- J3
- J6
- J8
- L3
- L4
- L5
- P4
- U0
- U2,U4
- UF
これらのエラーコードは、内部の部品故障や、専門的な調整が必要となることが多いため、必ずメーカーに連絡して点検・修理を依頼しましょう。
エラーコード確認後の再起動手順
エラーコードを確認し、自分で対応できる範囲の対処を行った後は、エコキュートの再起動を試みることが大切です。
再起動を行うことで、一時的なエラーが解消されることがあります。

再起動ってどうやるの?

エラーコードによっては再起動で改善する場合があります。
再起動の手順は以下の通りです。
- 貯湯ユニットの漏電遮断器をOFFにする
- 3秒以上待つ
- 漏電遮断器をONにする
この手順で再起動を行うことで、エラーが解消されることがあります。
ただし、再起動後もエラーコードが再表示される場合は、根本的な原因が解決されていない可能性があるため、専門業者に点検を依頼しましょう。
ダイキン公式サイト|サポート情報と問い合わせ先
ダイキンエコキュートでトラブルが発生した場合、公式サイトで提供されている情報を活用することが重要です。
公式サイトでは、よくある質問や取扱説明書、エラーコードの説明など、様々な情報が掲載されています。
ここでは、公式サイトでの情報収集、電話・チャットでの問い合わせ方法、修理・点検の依頼手順について解説します。
これらの情報を活用することで、迅速かつ円滑な問題解決に繋がるでしょう。
公式サイトでの情報収集
ダイキン公式サイトでは、製品に関するFAQや取扱説明書、エラーコード一覧など、詳細なサポート情報が掲載されています。
これらの情報を確認することで、自分で問題を解決できる場合があります。
項目 | 内容 |
---|---|
よくある質問(FAQ) | ユーザーから寄せられる頻度の高い質問とその回答 |
取扱説明書 | 製品の操作方法、設定、メンテナンス方法の詳細 |
エラーコード一覧 | エラーコードの種類、原因、対処方法の説明 |
据付工事説明書 | 製品の設置に関する情報(専門業者向け) |
修理・点検に関する情報 | 修理の申し込み方法、点検の必要性、費用に関する情報 |
部品・消耗品に関する情報 | 交換用部品や消耗品の購入方法、対応機種 |
製品に関する重要なお知らせ | 製品の安全性に関する情報、リコール情報 |
電話・チャットでの問い合わせ方法
ダイキンでは、電話やチャットで専門のオペレーターに直接問い合わせることが可能です。
電話での問い合わせは、フリーダイヤルで受け付けており、受付時間は通常、平日9:00~17:00となっています。
チャットでの問い合わせは、24時間対応しており、簡単な質問やトラブルシューティングに便利です。
問い合わせ方法 | 受付時間 | 特徴 |
---|---|---|
電話 | 平日9:00~17:00 | オペレーターと直接話せる、複雑な問題に適している |
チャット | 24時間対応 | 簡単な質問やトラブルシューティングに便利、待ち時間が少ない |
修理・点検の依頼手順
ダイキンエコキュートの修理や点検を依頼する際は、まず公式サイトからオンラインで申し込むか、電話でダイキンコンタクトセンターに連絡します。
オンラインで申し込む場合は、製品情報や症状を入力し、希望の訪問日時を選択します。
電話で申し込む場合は、オペレーターに製品情報や症状を伝え、訪問日時を調整します。
手順 | 内容 |
---|---|
1. 準備 | 製品型番、設置時期、エラーコードなど、製品情報を確認する。 |
2. 申込 | ダイキン公式サイトの修理受付フォーム、または電話でダイキンコンタクトセンターに申し込む。 |
3. 訪問 | サービス担当者が訪問し、製品の状態を確認する。 |
4. 見積 | 修理が必要な場合、見積もりを提示。 |
5. 作業 | 見積もり内容に同意後、修理作業を実施。 |
6. 支払い | 作業完了後、料金を支払う。 |
ダイキンエコキュートのトラブル解決には、公式サイトの情報、電話・チャットでの問い合わせ、修理・点検の依頼という3つの選択肢が用意されています。
これらのサポート体制を理解しておくことで、迅速かつ適切な対応が可能になるでしょう。
よくある質問(FAQ)
- ダイキンエコキュートの警報が出たら、まず何を確認すればいいですか?
-
まず、リモコンに表示されているエラーコードを確認します。
エラーコードは、問題の原因を特定し、適切な対処をするための重要な情報です。
- エラーコードを確認した後、どのように対処すればいいですか?
-
エラーコードを確認したら、取扱説明書でエラーコードの意味と対処法を確認します。
自分で対応できる範囲と、専門業者への依頼が必要なケースを把握しましょう。
- 自分で対処できるエラーと、業者に依頼すべきエラーの区別は?
-
取扱説明書に記載されている対処法を試しても改善しない場合や、感電や火災の危険がある場合は、専門業者に依頼してください。
- ダイキンの公式サイトでは、どのようなサポートが利用できますか?
-
ダイキン公式サイトでは、FAQ、取扱説明書、エラーコード一覧などのサポート情報が掲載されています。
電話やチャットでの問い合わせも可能です。
- 修理を依頼する場合、どのような手順で申し込めばいいですか?
-
ダイキン公式サイトの修理受付フォームまたは電話でダイキンコンタクトセンターに申し込みます。
製品情報や症状を伝え、訪問日時を調整します。
- エコキュートの修理と交換、どちらを選ぶべきかの判断基準はありますか?
-
使用年数が10年を超える場合は、経年劣化による故障リスクが高まるため、修理費用と合わせて交換も検討することをおすすめします。
まとめ
ダイキンエコキュートで警報が表示されたら、まずエラーコードを確認することが最も重要です。
エラーコードを確認することで、原因を特定し、適切な対処を行うことができます。
- エラーコードの確認方法
- 自分でできる対処法
- 業者への依頼が必要なケース
- 公式サイトのサポート情報
この記事を参考に、エラーコードを確認し、ご自身で対応できる範囲で対処してみてください。
それでも解決しない場合は、ダイキンの公式サイトから修理を依頼しましょう。