【すっぽん】と聞くと栄養が満点で健康や美容に良いイメージがありますよね。すっぽんの成分が入ったサプリは飲んだことがあっても実際に食べたことがある人は少ないかもしれません。
すっぽんは実際にどんな味がするのでしょうか?
初めて食べる方にもおすすめの料理を紹介していきます
【すっぽん】はどんな味?
すっぽんの食べ方によって少し味は違いますが、淡白な味わいで鶏肉に近い味がします。臭みは少なく歯ごたえのある肉質で始めは抵抗があるかもしれませんが美味しい食材です。見た目が亀に近いので可愛く食べるのが少しかわいそうな気もしてきますね。
そもそもすっぽんとは古くから食べられてきた食材で、すっぽん料理は3000年以上前に中国から始まったとされています。日本ですっぽん料理として食べられ始めたのは文武天皇の時代と言われています。
すっぽん食べていた痕跡はもっと古くからありなんと縄文時代の古墳で骨が発見されています。
縄文人はすでにすっぽんの美味しさに気付いていたのかもしれませんね。
亀に似た見た目をしていますが亀の甲羅とは違い、模様がなくすっぽんの甲羅は触ると柔らかい特徴があります。日本各地の北海道を除く沼や池、河川に生息しています。
すっぽんは栄養満点!!
すっぽんには栄養素が多く含まれており滋養強壮に良い健康食材としてはもちろん、料亭などで出されるほどの高級食材としても知られています。
すっぽんには数多くの栄養素が含まれており、健康食や美容食として注目されています。すっぽんにはどのような効果が隠されているのでしょうか。
まずはカルシウムが豊富に含まれています。身近な牛乳もカルシウムが豊富ですがなんとその約10倍ものカルシウムを含んでいます。骨や歯を支えてくれる重要な栄養素の一つですね。
次にビタミンの種類も豊富に含まれています。ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンB1・B2です。ビタミンは肌荒れやハリ、弾力をサポートしてくれる大切な栄養素です。皮にはコラーゲンもたっぷりと含まれておりプルプルです。女性にとっても嬉しい食材ですね。
次に含まれているのは仕事に疲れている現代人におすすめな栄養素の必須アミノ酸です。体の調子を整え、カルシウムなどもバランスよく含まれていることから疲労回復やスタミナアップの効果が期待できます。
また、ビタミンBが豊富なため貧血の予防にもなり、胃腸にも優しく病み上がりの体力が落ちている時にもおすすめな食材です。
多くの栄養素が小さい体に隠されており、古くから滋養強壮の食材として愛されているだけのことはありますね。高級食材ではありますが体力が落ちている時や特別な日に食べるのもいいですね。
初めてでも食べやすいおすすめの料理
すっぽん料理はいくつか種類があります。まずは初めて食べる方にはちょっと抵抗があるすっぽんのお刺身や生き血です。お刺身にも種類があり身肉・心臓・肝などがあります味は臭みがなく食べやすいですが見た目はかなりのインパクトがあります。
生肉そのものといった感じで初めての方にはハードルが高いかもしれません。
生き血は日本酒などアルコールで割って楽しみます。これも臭みなどはなくすっきりとした飲み心地です。ですが見た目はそのままの血液なので抵抗が大きいかもしれません。実際に私も初めて飲んだ時はかなり抵抗がありました。
飲んでみると意外とすっきりとしておりくせになりそうでした。私のおすすめとしてはワインで割るのが好きです。
この二点は初めてすっぽん料理を食べる方には少しハードルが高いかもしれません。
次に紹介するのが初めての方に一番おすすめしたいすっぽん鍋です。とにかくスープの味がとてもおいしいです!お店にもよりますが見た目も普通の鍋と何ら変わらず身肉も臭みがなく鶏肉のようでとても食べやすくなっています。とにかくスープが体に染み渡るようで、初めてすっぽん料理を体験するのならばすっぽん鍋からがおすすめです。
他にも初めての方におすすめなのがすっぽんの雑炊です。スープが美味しいので雑炊がマズいわけないですよね。こちらも見た目に抵抗を受けることもなく美味しくいただけます。卵との相性も良く卵好きの私としてはすっぽん鍋といい勝負です。
最後はすっぽんのから揚げです。こちらも食べやすく、鶏のから揚げに似た味ですがすっぽんのから揚げの方が好きという方もいます。
私としてはやはりすっぽんの味をしっかりと楽しめるすっぽん鍋が一番のおすすめです。初めて食べる方は特に素材の味を楽しんでもらいたいと思います。
すっぽんを食べた人の口コミ・感想
まとめ
すっぽんは見た目が亀に似ていて食べるのに抵抗がある方も多いかもしれません。ですが栄養素も多く含まれており、健康食や美容食として注目されています。
味もくせがなく食べやすい食材になっているので一度食べてみてはいかがでしょうか。まずはすっぽん鍋やすっぽんの雑炊など見た目に抵抗を感じさせず、食材の味をしっかりと楽しめるものから食べてみてはいかがでしょうか。