Wi-Fiパスワードは、新しいスマホやタブレットを接続する時、家族や友人に共有する時に必要ですが、意外と忘れてしまいがちです。
忘れてしまうと再設定が必要になり、少し面倒ですよね。
この記事では、AndroidとiPhoneそれぞれのスマホでWi-Fiパスワードを確認する方法をわかりやすく解説します。
万が一忘れてしまった場合の再設定方法や、Wi-Fiのセキュリティを強化する方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

iPhoneでWi-Fiのパスワードを確認する方法ってないの?

iOSのバージョンによって確認方法が異なります。詳しく解説していきます。
この記事でわかること
- AndroidのWi-Fiパスワード確認
 - iPhoneのWi-Fiパスワード確認
 - Wi-Fiパスワードの再設定
 - Wi-Fiのセキュリティ強化
 
スマホのWi-Fiパスワード確認方法

パスワード確認の必要性
Wi-Fiパスワードは、新しいデバイスをネットワークに接続する際や、友人や家族に共有する際に必要になります。
普段意識することは少ないですが、忘れてしまうと再設定が必要になり、手間がかかるため、確認方法を知っておくと便利です。
確認前の注意点
Wi-Fiパスワードの確認方法は、OSのバージョンや機種によって異なります。
確認作業を行う前に、お使いのスマートフォンがどのOSバージョンであるかを確認しておきましょう。
バージョンに応じた適切な方法で確認作業を進めることで、スムーズにパスワードを把握できます。
準備するもの
Wi-Fiパスワードの確認作業は、基本的にスマートフォン単体で行えます。
しかし、確認方法によっては、事前に必要なものがいくつかあります。
例えば、QRコードを表示させる場合は、別の端末でQRコードを読み取る準備が必要です。
AndroidスマホのWi-Fiパスワード確認

Wi-Fiパスワードは、新しいデバイスを接続したり、家族や友人と共有したりする際に必要になるため、忘れてしまうと困ります。
しかし、Androidスマホでは、設定アプリから簡単にWi-Fiパスワードを確認することが可能です。
パスワード確認方法を知っておくことで、スムーズにWi-Fi接続を管理できるようになります。
AndroidスマホのWi-Fiパスワード確認では、ネットワーク詳細画面からの確認、QRコードを使った確認、開発者向けオプションでの確認という3つの方法があります。
これらの方法を知っておくことで、いざという時に慌てず対応できるでしょう。
ネットワーク詳細画面からの確認手順
AndroidスマホでWi-Fiパスワードを確認する最も一般的な方法は、ネットワーク詳細画面から確認する方法です。
この方法は、特別なアプリやツールは必要なく、スマホの設定アプリから簡単に行えます。
まず、スマホの「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」を選択します。
次に、「Wi-Fi」をタップし、現在接続しているWi-Fiネットワークの横にある歯車アイコンをタップします。
「共有」をタップすると、QRコードとパスワードが表示されます。
機種によっては、パスワードを表示するためにPINコードや指紋認証が必要な場合があります。
QRコードを使った確認手順
QRコードを使った確認手順は、ネットワーク詳細画面からパスワードを表示させる方法と似ていますが、より手軽にパスワードを共有できる点が特徴です。
まず、ネットワーク詳細画面からQRコードを表示させます。
次に、別のスマホやタブレットでQRコードを読み取ることで、簡単にWi-Fiに接続できます。
この方法は、パスワードを手入力する手間を省けるため、複数人でWi-Fiを共有する際に便利です。
開発者向けオプションでの確認手順
開発者向けオプションは、通常は隠されている高度な設定メニューですが、Wi-Fiパスワードの確認にも利用できます。
まず、スマホの「設定」アプリを開き、「デバイス情報」または「端末情報」を選択します。
「ビルド番号」を7回タップすると、開発者向けオプションが有効になります。
次に、「設定」アプリに戻り、「システム」または「詳細設定」から「開発者向けオプション」を選択します。
「Wi-Fiパスワードを表示」をオンにすると、Wi-Fiパスワードが確認できるようになります。

開発者向けオプションは、通常の使用には不要な設定が含まれているため、誤った設定を行うとスマホの動作に支障をきたす可能性があることに注意が必要です。
iPhoneのWi-Fiパスワード確認

iPhoneでWi-Fiパスワードを確認する方法は、iOSのバージョンによって異なります。
iOS 16以降では、設定アプリから簡単にパスワードを表示できますが、iOS 15以前のバージョンでは、別の方法を用いる必要があります。
iOSのバージョンに応じた適切な手順でパスワードを確認することが重要です。
iPhoneのWi-Fiパスワード確認方法は、iOSのバージョンによって異なり、iCloudキーチェーンの利用も可能です。
これらの方法を理解することで、パスワードを忘れた場合でもスムーズに対応できます。
以下に各方法の詳細を解説します。
iOS 16以降の確認方法
iOS 16以降のiPhoneでは、Wi-Fiパスワードの確認が容易になりました。
設定アプリからWi-Fiの項目に進み、接続しているネットワークを選択することで、パスワードを表示できます。
この際、Face IDやTouch IDでの認証が必要となる場合があります。

パスワードの項目が見当たらない場合はどうすれば良いのでしょうか?

Face IDやTouch IDの設定を確認し、再度試してみてください。
iOS 16以降のiPhoneを利用している場合は、この方法で簡単にWi-Fiパスワードを確認できます。
iOS 15以前の確認方法
iOS 15以前のiPhoneでは、Wi-Fiパスワードを直接表示する機能がありません。
しかし、Macのキーチェーンアクセスを利用することで、パスワードを確認できる場合があります。
キーチェーンアクセスは、Macに保存されたパスワードを管理するアプリです。

Macを持っていない場合はどうすれば良いのでしょうか?

iOS 16以降のiPhoneに機種変更するか、iCloudキーチェーンを利用する方法があります。
iOS 15以前のiPhoneを使用している場合は、Macのキーチェーンアクセスを利用してWi-Fiパスワードを確認してみてください。
iCloudキーチェーンを使った確認方法
iCloudキーチェーンは、Wi-FiパスワードやWebサイトのログイン情報などをiCloud上に保存する機能です。
iCloudキーチェーンが有効になっている場合、他のiOSデバイスやMacでWi-Fiパスワードを共有できます。
設定アプリからiCloudキーチェーンを有効にすることで、パスワードの確認が容易になります。
| 項目 | 説明 | 
|---|---|
| iCloudキーチェーン | Wi-FiパスワードやWebサイトのログイン情報をiCloud上に保存する機能 | 
| 有効にするメリット | 他のiOSデバイスやMacでWi-Fiパスワードを共有できる | 
| 設定方法 | 設定アプリからiCloudキーチェーンを有効にする | 
iCloudキーチェーンを利用することで、複数のデバイスでWi-Fiパスワードを簡単に共有できます。
忘れたWi-Fiパスワードを再設定する方法

Wi-Fiパスワードを忘れてしまうと、新しいデバイスを接続する際や、再度接続が必要になった時に困ります。
特に、久しぶりに使う機器や、家族・友人が訪問した際に接続を求められた場合、すぐにパスワードを思い出せない状況は誰にでも起こり得ます。
しかし、ルーターの設定を見直すことで、パスワードを再設定し、安全にWi-Fiを利用できるようになります。
ここでは、ルーターの設定画面へのアクセスから、パスワードの初期化と再設定、さらにはセキュリティ強化策まで、具体的な手順を解説します。
これらの手順を踏むことで、忘れてしまったパスワードに効果的に対処し、より安全なネットワーク環境を構築できます。
ルーターの設定画面にアクセスする
Wi-Fiルーターの設定画面にアクセスすることは、パスワードを再設定する上で不可欠です。
多くのルーターでは、Webブラウザを通じて設定画面にアクセスできます。
ルーターのIPアドレスを確認し、ブラウザに入力することで、設定画面への扉が開きます。
ルーターのIPアドレスは、通常、ルーター本体のラベルに記載されているか、取扱説明書に記載されています。
また、コマンドプロンプトやネットワーク設定からも確認できます。

ルーターのIPアドレスが分からなくて、設定画面にアクセスできない

ルーターのIPアドレスは、ルーター本体のラベルや取扱説明書で確認できます。もし見つからない場合は、「IPアドレス確認」と検索してみてください。
パスワードの初期化と再設定
設定画面にアクセスしたら、次にパスワードの初期化と再設定を行います。
このプロセスは、ルーターのモデルによって異なりますが、一般的には「初期化」または「工場出荷時の設定に戻す」オプションを選択します。
初期化後、新しいパスワードを設定する際は、推測されにくい、強力なパスワードを設定することが重要です。
新しいパスワードは、英数字、記号を組み合わせ、12文字以上の長さにするのが理想的です。
また、個人情報や誕生日など、推測されやすい情報は避けるべきです。

初期化って難しそうだけど、私にもできるかな?

初期化は、ルーターを新品の状態に戻す作業です。設定画面から簡単に行えるので、安心してください。もし不安な場合は、メーカーのサポートページを確認すると良いでしょう。
セキュリティ強化策
Wi-Fiパスワードを再設定したら、さらにセキュリティを強化しましょう。
セキュリティ強化は、より安全なインターネット環境を維持し、不正アクセスから自身を守るために重要です。
| 対策 | 説明 | 
|---|---|
| WPA3へのアップグレード | 最新の暗号化方式であるWPA3は、WPA2よりもセキュリティが向上している | 
| ファームウェアのアップデート | ルーターのファームウェアを最新の状態に保つことで、セキュリティの脆弱性を解消できる | 
| MACアドレスフィルタリング | 許可されたデバイスのみをネットワークに接続させることで、不正アクセスを防ぐ | 
| ゲストネットワークの設定 | 来客用に独立したネットワークを用意することで、メインのネットワークへのアクセスを制限する | 
これらの対策を講じることで、Wi-Fiネットワークのセキュリティレベルを大幅に向上させることができます。

セキュリティ強化って、具体的に何をすればいいの?

WPA3へのアップグレードやファームウェアのアップデートなど、様々な方法があります。まずは、ルーターの設定画面を確認し、可能な範囲で対策を講じてみましょう。
よくある質問(FAQ)
- スマホでWi-Fiパスワードを確認する際、どの方法が一番簡単ですか?
 - 
Androidスマートフォンの場合、通常は「設定」アプリからWi-Fiを選択し、接続しているネットワークの詳細画面からQRコードを表示させる方法が最も手軽です。
iPhoneの場合は、iOS 16以降であれば、設定アプリから直接パスワードを確認できます。
 - Wi-Fiパスワードを忘れた場合、再設定以外に確認する方法はありますか?
 - 
ルーター本体に貼付されているシールや、ルーターに付属している設定シートにパスワードが記載されている場合があります。
また、以前にWi-Fi接続したことのあるパソコンやスマートフォンがあれば、そちらの設定から確認できる可能性があります。
 - Androidスマホで開発者向けオプションを使ってWi-Fiパスワードを確認する際、注意点はありますか?
 - 
開発者向けオプションは、通常の使用には不要な設定が含まれているため、誤った設定を行うとスマートフォンの動作に支障をきたす可能性があります。
Wi-Fiパスワードを確認したら、開発者向けオプションはオフに戻すことをおすすめします。
 - iOS 15以前のiPhoneでWi-Fiパスワードを確認するには、Macが必須ですか?
 - 
iOS 15以前のiPhone自体には、Wi-Fiパスワードを表示する機能がありません。
そのため、Macのキーチェーンアクセスを利用する方法が一般的ですが、iOS 16以降のiPhoneをお持ちであれば、そちらでiCloudキーチェーンを確認する方法もあります。
 - Wi-Fiルーターのセキュリティを強化するために、WPA3以外にできることはありますか?
 - 
WPA3へのアップグレードに加えて、ルーターのファームウェアを常に最新の状態に保つ、MACアドレスフィルタリングを設定する、ゲストネットワークを設定するなどの対策も有効です。
 - フリーWi-Fiを利用する際に、注意すべき点はありますか?
 - 
フリーWi-Fiは、暗号化されていない場合や、セキュリティ対策が不十分な場合があります。
個人情報やクレジットカード情報などの重要な情報のやり取りは避け、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用するなど、セキュリティ対策を講じることをおすすめします。
 
まとめ
スマホのWi-Fiパスワードは、新しい機器を接続する際や、誰かに共有する際に必要となりますが、確認方法を知っておけば、いざという時に慌てずに対応できます。
- Androidスマホ、iPhoneそれぞれのパスワード確認方法
 - 忘れてしまった際のパスワード再設定方法
 - Wi-Fiセキュリティの強化策
 
この記事を参考に、ご自身のスマホのWi-Fiパスワードを改めて確認し、より安全なWi-Fi環境を構築してみてはいかがでしょうか。
