広大なパルデア地方の中でも、一際美しく咲き誇るフラージェス。その優雅な姿に魅了され、全てのカラーバリエーションを色違いで揃えたいと願うトレーナーは少なくありません。しかし、進化前のフラベベは驚くほど体が小さく、フィールド上での色の変化を判別するのは至難の業と言えます。草原に紛れる微かな違和感を頼りに探す作業は、根気と集中力を要する過酷な旅路となるはずです。それでも、苦労の末に出会えた特別な輝きは、何物にも代えがたい達成感と喜びをもたらしてくれます。
この記事でわかること
- 色違いのフラベベやフラージェスを効率よく見つけるための食事パワー設定
- 大量発生を意図的に発生させて厳選の試行回数を稼ぐ手順
- 視認性が悪いフラベベを見分けるためのカメラ操作と設定のコツ
- 全5色のカラーバリエーションをコンプリートするための進化方法と必要アイテム
希少価値の高い色違いフラージェスの基本データ
フラージェスは、赤・青・黄・オレンジ・白という5つの異なる色を持つポケモンであり、その全てに色違いが存在します。通常色との違いは、体の下半分にあたる「茎」や「葉」の部分が、通常の緑色から紫に近い色合いに変化している点です。頭部の花の色自体は変わらないため、遠目からでは判断がつきにくいという特徴があります。厳選の難易度を高めている最大の要因は、進化前のフラベベが手のひらサイズよりも小さく、シンボルエンカウントで色の変化を確認するのが困難なことに起因しています。
5種類の色彩と見分けの難しさ
パルデア地方の草原や花畑を駆け巡り、色違いのフラベベを探し出す作業は、まるで砂漠の中から一粒の宝石を見つけ出すような感覚に近いかもしれません。通常個体は茎が鮮やかな緑色をしていますが、特別な個体は落ち着いた紫色の茎を持っています。しかし、フラベベが花を抱えて浮遊しているため、肝心の茎の部分が隠れて見えにくい場面も多々あります。例えば、太陽の光が強く反射する昼間の時間帯や、影が濃くなる夕暮れ時などは、色の彩度が変化してしまい、通常個体でさえ見間違えてしまうことがよくあります。実例として、フィールドを移動中に偶然足元に現れた個体が実は色違いだった、というケースも少なくありません。それほどまでに判別が難しいため、一匹一匹を凝視するよりも、視覚的な違和感をキャッチする訓練が必要となります。
それぞれの色の出現場所は、環境によって偏りがあることも覚えておくべき要素です。赤い花は平原に多く、青い花は水辺に近い場所に群生する傾向があります。特に白い花やオレンジ色の花の個体は野生での出現率が低く設定されており、これらを色違いで捕獲することは、コレクターの間でも最高難易度の挑戦として知られています。こうした微妙な差異を理解しておくことで、無駄な遭遇を減らし、目的の個体へ最短距離で近づくことが可能になります。以下の表では、それぞれの色ごとの特徴を整理してまとめました。視認の際の参考にしてください。
| 花の色の種類 | 通常個体の茎の色 | 色違いの茎の色 | 厳選時の視認難易度 |
|---|---|---|---|
| 赤・黄・青 | 明るい緑 | 濃い紫 | 普通(比較しやすい) |
| オレンジ | 明るい緑 | 濃い紫 | 高い(生息数が少ない) |
| 白 | 明るい緑 | 濃い紫 | 最高(背景と同化しやすい) |
表の内容から推察できる通り、色の違いそのものは全色共通で「緑から紫への変化」ですが、背景となる地形や花自体の色の反射によって体感的な難易度は大幅に変わります。白い花のフラベベは、雪山に近い場所や光の反射が強い場所で見つけると、その紫色の茎さえも白飛びして見えることがあり、細心の注意が必要です。逆に、夜間にライトを照らして探索すると、紫色の彩度が浮き立って見える場合もあるため、時間帯を変えて試行錯誤するのも一つの有効な手段です。常にLボタンでの注視機能を活用し、少しでも色が濃いと感じたら迷わず接触を試みる姿勢が、最終的な成功へと繋がります。
厳選効率を最大限に高める必須アイテム

何の対策もなしに広大なフィールドを歩き回るのは、効率の面で得策ではありません。ポケモンSVにおける色違い厳選の勝率を上げるためには、ゲーム内で提供されているシステムをフル活用することが前提条件となります。最も大きな影響を与えるのは、パルデア図鑑を完成させることで手に入る「ひかるおまもり」の存在です。これを持っているだけで、色違いとの遭遇確率は基礎値の3倍にまで引き上げられます。さらに、ピクニックで作るサンドイッチの「かがやきパワー」を組み合わせることで、確率はさらに大幅な上昇を見せます。これらの要素が重なり合うことで、ようやく現実的な時間内での厳選が可能になるのです。
秘伝スパイスを活用したサンドイッチの作り方
サンドイッチ作りは、厳選作業における最も重要な儀式といっても過言ではありません。フラベベやフラージェスを狙う場合、それらのタイプである「フェアリー」に特化した食事パワーを発動させる必要があります。具体的には、かがやきパワーLv3、二つ名パワーLv3、そうぐうパワーLv3の3つを同時に付与するのが理想的な形です。これを実現するためには、テラレイドバトルで稀にドロップする「秘伝スパイス」が2種類必要になります。例えば、塩スパイスと苦スパイスの組み合わせなどは、多くのレシピで代用が効く汎用性の高い組み合わせです。調理の際は、具材がパンからこぼれ落ちないように慎重に積み上げる技術も求められますが、具材さえ正しければ上のパンを乗せずに完成させても効果は発動するため、失敗を恐れる必要はありません。
実例を挙げると、トマトスライスをベースにしたフェアリー用レシピが一般的に普及しています。具材を配置する位置や順番によって、意図しないタイプの発動を防ぐことが可能です。食事パワーの有効時間は30分間と決まっているため、ピクニックを開始する前にレポートを書いておき、色違いが出なかった場合はリセットしてスパイスを温存するという手法が広く用いられています。この30分間にどれだけ多くの個体を画面内に描写させるかが、厳選の成否を分けるポイントとなります。以下の表に、フェアリータイプのパワーを発動させるための標準的なレシピと効果をまとめました。
| 必要具材 | 使用スパイス(2種) | 発動するパワー名 | レベル |
|---|---|---|---|
| トマトスライス | ひでん:しおスパイス | かがやきパワー:フェアリー | Lv3 |
| トマトスライス | ひでん:からスパイス | 二つ名パワー:フェアリー | Lv3 |
| トマトスライス | ひでん:にがスパイス | そうぐうパワー:フェアリー | Lv3 |
レシピを正しく実行することで、野生でのフェアリータイプの出現数が飛躍的に増え、画面内がフラベベだらけになる光景を見ることができます。そうぐうパワーがLv3になると、他のタイプのポケモンがほとんど姿を消し、ターゲットとなるポケモンだけが次々と湧き出すようになります。この状態を維持しつつ、カメラを回して色の変化をチェックしていきます。スパイスは貴重なアイテムであるため、無駄遣いを避けるためにも、事前のセーブは絶対に忘れてはいけません。万が一、30分間のタイマーが切れる直前に色違いを見つけたとしても、落ち着いて捕獲作業に入れば問題ありません。食事パワーが切れても、すでにフィールドに出現している個体の色が消えることはないからです。
大量発生を利用した効率的な捕獲手順
フィールドを闇雲に歩くよりも、特定のポケモンが一時的に異常発生する「大量発生」イベントを利用する方が、厳選の効率は大幅に高まります。マップ上にフラベベのアイコンが表示されている場所へ向かい、そこで一定数の個体を倒すことで、色違いの出現率が段階的に向上する仕組みが備わっています。この手法の利点は、同じ場所で留まりながら、新しい個体を次々と入れ替えられる点にあります。移動の手間が省けるだけでなく、特定の色のフラベベだけが集中的に発生する場所を選ぶことで、全色コンプリートの計画も立てやすくなるでしょう。
出現個体数を調整するピクニックリセットの技術
大量発生地点に到着したら、まずはレッツゴー機能を使ってフラベベを60匹以上倒すことから始めます。システム内部では、60匹を撃破した時点で色違いの抽選回数が最大値まで引き上げられる仕様になっています。画面の右上に「大量発生したフラベベは残りわずかだ……」という通知が表示されれば、準備は完了です。ここからは一匹も倒さず、出現した個体の中に色違いがいないかを確認し、いなければ「ピクニック」を開いて即座に閉じるという動作を繰り返します。ピクニックを開始すると、今フィールドにいる個体が全てリセットされ、閉じた瞬間に新しい15匹程度の個体が再配置されるため、効率的に抽選を回し続けることが可能です。
このピクニックリセットの手法は、フラベベのように視認性が低い相手には特に有効なサポートとなります。一度に画面に出現する数を制限し、狭い範囲内で何度も新しい個体を確認できるため、目への負担も大幅に軽減されます。例えば、カメラを固定した状態でピクニックを繰り返せば、自分の周囲に現れる個体の色の変化だけに集中できます。実例として、一箇所に留まって30分間ピクニックを繰り返した結果、一度も歩かずに色違いを入手できたという報告も多く存在します。このように、動き回るのではなく「湧かせては消す」を繰り返すことが、現代の厳選スタイルにおける王道と言えるでしょう。以下の表で、撃破数による確率の変化と立ち回りの基本を整理しました。
| 撃破数の目安 | 発生する効果の変化 | 推奨される立ち回り |
|---|---|---|
| 30匹以上 | 出現率が1段階アップ | まだレッツゴーを継続する |
| 60匹以上 | 出現率が最大段階アップ | レポートを書きピクニックを開始 |
| 100匹以上 | 群れが消滅する危険あり | 絶対にこれ以上倒さない |
撃破数が60匹を超えたら、そこからは「倒す」作業から「見る」作業へと完全に切り替えるのが鉄則です。誤って倒し続けてしまうと、大量発生自体が終了してしまい、せっかくのチャンスを不意にしてしまいます。もし不安であれば、途中で一度レポートを書いておくことで、失敗してもやり直せるバックアップを確保しておくと良いでしょう。フラベベは非常に小さいため、ピクニックを閉じた後に周囲を一周歩き、隠れている個体がいないか確認する癖をつけると、見落としを大幅に減らすことができます。特に草丈の高い場所では、足元に埋もれていることもあるため、ズーム機能を駆使して隅々までチェックしてください。
野生個体を狙う際の最適ロケーション
大量発生を待つ時間がない場合や、特定の珍しい色を今すぐ探したい場合には、特定の出現スポットへ足を運ぶのが一番の近道です。パルデア地方には、フラベベが常時出現しやすいポイントがいくつか存在しており、そこを拠点に厳選を行うことができます。特におすすめなのは、色とりどりの花が咲き乱れる「北3番エリア」の花畑です。ここでは様々な色のフラベベが混在して出現するため、狙いの色以外もついでに厳選できるというメリットがあります。また、周辺には強力なフェアリータイプのポケモンも生息しており、厳選環境としては非常に恵まれています。
北3番エリアの花畑での立ち回り
北3番エリアの花畑は、その景観の美しさとは裏腹に、厳選トレーナーにとっては集中力が試される戦場となります。ここではそうぐうパワーLv3を発動させることで、画面を埋め尽くすほどのフラベベが出現しますが、地面に咲いているオブジェクトの花とフラベベが同化してしまい、見分けるのが大幅に難しくなります。実例を挙げると、オレンジ色の花の上にオレンジ色のフラベベが重なっている場合、動かなければ存在に気づくことさえできません。そのため、立ち止まってリセットを繰り返すよりも、ゆっくりと円を描くように走り回り、個体を移動させて影や茎の色を確認する手法が推奨されます。動いている個体は背景から浮き出て見えるため、色の違いを認識しやすくなるからです。
また、このエリアではフェアリータイプだけでなく、くさタイプのポケモンも同時に出現することがあります。もしフラベベだけを抽出したいのであれば、食事パワーの種類を調整するなどの工夫が必要です。例えば、サンドイッチの効果で特定のタイプだけをブーストし、余計な出現をシャットアウトすることで、一回の探索で見つけられる確率を高められます。広大なエリアであるため、自分なりの巡回ルートを決めておくと、視線が迷子にならずに済みます。以下の表に、北3番エリア以外でも期待できる主要な出現スポットと、そこで見つかりやすい色を整理しました。
| おすすめエリア名 | 主な出現カラー | 探索のしやすさ |
|---|---|---|
| 北3番エリア(花畑) | 全色(混在) | やや低い(花が邪魔) |
| 南1番エリア(草原) | 赤・黄・オレンジ | 高い(視界が開けている) |
| 東1番エリア(荒地近く) | 青・オレンジ | 普通(崖際に注意) |
エリア選びの際は、自分の探しやすさを優先するのが一番です。北3番エリアは種類が豊富ですが、視覚的な疲れが溜まりやすいため、長時間の厳選には向きません。逆に南1番エリアは草丈が低く、フラベベの影が地面にハッキリと映るため、初心者でも色の違いを判別しやすい環境が整っています。自分のプレイスタイルに合わせて場所を使い分け、疲れてきたら環境を変えてリフレッシュすることも、モチベーションを維持する上で大切な要素となります。どの場所であっても、Switch本体のズーム機能(ホームボタンを素早く2回押す設定)を活用すれば、小さなフラベベの姿を拡大して確認できるため、積極的に導入することをおすすめします。
色違いフラベベからフラージェスへの進化
待ちに待った色違いフラベベを捕獲できたら、次はいよいよ最終進化形であるフラージェスへと育て上げる段階に入ります。フラベベはレベルアップだけではフラージェスまで成長せず、特定のアイテムを使用したり、中間形態を挟んだりするプロセスが必要です。色違いの個体を進化させる際は、せっかくの希少な個体を失わないよう、正しい手順を確認しておく必要があります。フラージェスへと進化した後は、さらに見応えのある優雅な姿へと変貌し、バトルの場でも華やかに活躍してくれることでしょう。進化後も花の色は引き継がれるため、全5色の色違いフラージェスを並べる壮観な光景を目指して、最後の手順を進めていきましょう。
進化に必要なアイテムと手順
フラベベをフラージェスにするには、二段階のステップを踏む必要があります。まず、フラベベをレベル19まで育てると「フラエッテ」へと進化します。ここまでは通常のレベルアップだけで問題ありません。その後、フラエッテに特定の進化石である「ひかりのいし」を使用することで、最終形態のフラージェスへと変化します。この石はフィールド上のキラキラした落とし物として拾えるほか、図鑑埋めの報酬やカラフシティのデリバードポーチなどで購入することも可能です。実例を挙げると、厳選中に拾ったひかりのいしをそのまま使うのが最も手っ取り早い方法でしょう。進化させるタイミングについては、特に制限はありませんが、技の習得を優先したい場合は、フラエッテの状態で必要な技を覚えてから進化させるのがセオリーとされています。
進化後のフラージェスは、その美しさだけでなく、高い特防を活かしたサポート役としても優れた性能を誇ります。色違いのフラージェスを複数体育成する場合、それぞれの色のイメージに合わせたボール(オシャボ)で捕獲しておくと、さらに所有欲を満たしてくれるはずです。例えば、赤い花の個体にはラブラブボール、青い花の個体にはダイブボールやルアーボールといった選択肢が考えられます。ボールの演出と色違いの輝きが合わさることで、その個体は世界に一つだけの宝物となります。以下の表で、進化の流れと各段階で必要な条件をまとめました。間違いがないようにチェックしてください。
| 進化段階 | 進化後の名称 | 進化条件・必要アイテム | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1段階 | フラエッテ | レベル19に到達 | 自動で進化が始まる |
| 第2段階 | フラージェス | ひかりのいしを使用 | いつでも使用可能 |
ひかりのいしは、一度使うとなくなってしまう消耗品ですので、複数の色のフラージェスを作りたい場合は、あらかじめ必要数を用意しておく必要があります。デリバードポーチでの販売は、ジムバッジを一定数集めることで解放されるため、ストーリーを進めておくことも重要です。また、進化させた後に「やっぱり前の形態の方が可愛かった」と後悔しないよう、フラベベやフラエッテの状態でも十分にその輝きを堪能してから進化させるのも一つの楽しみ方でしょう。全色コンプリートした暁には、ボックスの中に並ぶ色違いのフラージェスたちが、あなただけの秘密の花園を作り出してくれるに違いありません。
よくある質問
- フラベベが小さすぎて、どうしても色違いを見落としてしまいそうです。何か対策はありますか?
-
Switch本体のアクセシビリティ設定にある「ズーム機能」を活用するのが最も大幅な改善策です。設定後にホームボタンを2回素早く押すと画面が拡大され、細部の色の違いを確認しやすくなります。また、レッツゴーで自動戦闘を仕掛けた際、色違いのポケモンには攻撃してくれないという仕様があるため、怪しい個体には積極的にレッツゴーを試すことで、見落としを完全に防ぐことができます。
- 大量発生で倒しすぎてしまった場合、二度とその場所でフラベベは出なくなりますか?
-
その日の大量発生は終了してしまいますが、本体の時計を1分戻すなどの操作を行うことで、再度マップ上の大量発生を抽選し直すことが可能です。ただし、全く同じ場所に同じ色のフラベベが発生するとは限らないため、一度チャンスを掴んだら60匹撃破の時点でレポートを書き、ピクニックリセットに切り替えるのが安全な方法です。
- 食事パワーの「そうぐうパワー」と「かがやきパワー」はどちらを優先すべきでしょうか?
-
基本的には両方のLv3を同時に発動させるのが鉄則です。かがやきパワーは色違いの抽選回数を増やし、そうぐうパワーはターゲットの出現数そのものを増やします。試行回数を最大化するためには、この二つが組み合わさることが必須条件となります。秘伝スパイスが足りない場合は、テラレイドバトルを周回して素材を集めることから始めるのが、結果的に近道となります。
まとめ
色違いのフラージェスを入手するための道のりは、決して平坦なものではありません。しかし、正しい知識と準備を整えることで、その確率は大幅に向上し、誰にでもチャンスが訪れるようになります。ひかるおまもりの所持、適切なサンドイッチレシピの実行、そして大量発生とピクニックリセットの組み合わせ。これら全ての要素を噛み合わせることが、効率的な厳選の柱となります。小さなフラベベの姿を追い続ける作業は大変ですが、ズーム機能やレッツゴー機能をサポートとして活用し、一歩ずつ確実に理想の個体へと近づいていきましょう。全5色のカラーバリエーションを色違いで揃えた時、あなたのポケモンライフはより一層輝かしいものになるはずです。美しい花々に囲まれたパルデアの空の下で、最高のパートナーとの出会いを楽しんでください。
