広島県宮島にある大聖院は、厳島神社と並び、多くの参拝者が訪れる由緒あるお寺です。
大聖院の読み方や歴史、そしてパワースポットとしての側面など、その魅力は多岐にわたります。
宮島観光で外せないスポットの一つであり、特に初詣の時期には多くの人が訪れます。
この場所は、宮島 大聖院の行き方や所要時間、さらにご利益など、訪れる前に知っておきたい情報がたくさんあります。
また、大聖院コースや料金、消えずの火などの情報も事前に把握しておくと良いでしょう。
厳島神社から大聖院へ徒歩でのアクセスも可能であり、両社寺を巡る参拝もおすすめです。
この記事では、大聖院へ初詣に行く前に知っておきたい情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
大聖院へ初詣に行く前に知っておきたいこと
大聖院の読み方と基礎情報
大聖院は「だいしょういん」と読みます。広島県廿日市市宮島町にある、真言宗御室派の大本山で、古くから信仰を集めているお寺です。
宮島といえば厳島神社が有名ですが、大聖院もまた、歴史と文化を感じられる重要な場所です。創建は806年と伝えられており、弘法大師空海が弥山を開山した際に創建されたとされています。
多くの参拝者が訪れる名刹であり、その歴史と風格は訪れる人々を魅了します。
宮島 大聖院はパワースポット?スピリチュアルな魅力
大聖院は、一般的にパワースポットとしても知られています。
その理由は、弥山の麓に位置し、豊かな自然に囲まれているため、訪れるだけで心が安らぐような感覚を覚える方が多いからです。
また、境内には様々な仏像や歴史的な建造物があり、それぞれに独自のエネルギーを感じられるとも言われています。
スピリチュアルな場所として、心の静けさを求めて訪れる方も少なくありません。
厳島神社とは異なる、静かで落ち着いた雰囲気も魅力の一つと言えるでしょう。
大聖院のご利益とは?
大聖院は、様々なご利益があるとされています。
例えば、厄除け、開運招福、家内安全、商売繁盛など、多岐にわたるご利益を求めて参拝する方が多いです。
これは、境内に祀られている様々な仏様や神様のお力によるものと考えられています。
また、大聖院は、古くから多くの人々が心の拠り所としてきた場所であり、その歴史と伝統が、人々に安心感を与えているのでしょう。
ただし、ご利益はあくまでも信仰に基づくものであり、全ての人に効果を保証するものではありません。
大聖院の料金について
大聖院の拝観料は基本的に無料です。
誰でも気軽に参拝できるのが嬉しい点です。
ただし、大聖院内にある宝物館など、一部の施設は別途料金が必要な場合があります。
事前に公式ウェブサイトなどで確認しておくと良いでしょう。
また、お賽銭やお守りなどは任意で用意しておくと良いでしょう。
いずれにしても、拝観料を気にせず参拝できるのは、大聖院の魅力の一つと言えます。
大聖院 初詣の参拝をスムーズにするには
宮島 大聖院への行き方
大聖院への主なアクセス方法は、宮島桟橋から徒歩で向かう方法です。
桟橋から大聖院までは、およそ15分から20分程度の距離です。
道中は、土産物店などが並ぶ賑やかな通りを通るため、散策を楽しみながら向かうことができます。
また、宮島にはバスなどの公共交通機関はあまりありません。
そのため、徒歩での移動が基本となります。
時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
厳島神社から大聖院へ徒歩でのアクセス
厳島神社から大聖院へは、徒歩で約20分から30分程度です。
厳島神社から大聖院へ向かう際は、まずは宮島桟橋方面へ戻り、そこから大聖院を目指すのが一般的なルートです。
道中は案内板が設置されているため、迷うことは少ないでしょう。
ただし、一部道幅が狭い箇所もありますので、足元には注意が必要です。
また、宮島は坂道が多いので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
大聖院の所要時間目安
大聖院の参拝にかかる所要時間の目安は、およそ1時間から2時間程度です。
これは、境内をゆっくりと散策したり、お参りをしたりするのに必要な時間です。
もちろん、滞在時間は人によって異なります。
時間に余裕がある場合は、ゆっくりと時間をかけて、大聖院の魅力を堪能するのが良いでしょう。
また、年末年始などの混雑時には、もう少し時間がかかることも考慮しておきましょう。
大聖院コース紹介
大聖院を参拝する際のモデルコースとして、まずは仁王門をくぐり、観音堂、摩尼殿などを参拝するのが一般的です。
その後、霊火堂の消えずの火を見学し、さらに奥の御成門をくぐるコースも人気があります。
大聖院は、見どころが多く、ゆっくりと時間をかけて巡るのがおすすめです。
自分のペースで散策し、歴史と文化を感じてみましょう。
また、時間があれば、弥山への登山もおすすめです。
大聖院の消えずの火とは?
大聖院にある「消えずの火」は、霊火堂に灯されている特別な火のことです。
この火は、1200年以上も燃え続けていると言われています。
弘法大師が弥山で修行した際に灯した火が、今もなお燃え続けていると伝えられています。
多くの参拝者が、この火を見ようと霊火堂を訪れます。
消えずの火は、人々の信仰を集める、大聖院のシンボルの一つと言えるでしょう。